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 劇場アニメ『名探偵コナン 紺青の拳』が4月12日に公開され、大ヒットとなっている。2018年公開の『ゼロの執行人』が91・8億円の興収をあげ、邦画興収年間ランキングでぶっちぎりのトップになったのだが、今年の初日動員数が昨年を上回ったとかで、もしかして100億円突破も夢でないのではと言われている、この数年間、『名探偵コナン』は毎年、記録を更新し、昨年は2017年の興収68・9億円から大きく飛躍しただけに、その勢いでいけば100億円突破もあり得るというわけだ。

 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』が興収ランキングトップを走っていたところへ、4月12日に『名探偵コナン 紺青の拳』が公開され、劇場アニメフィーバーが過熱している。『名探偵コナン』は昨年の記録的大ヒットだったから関係者は今年も大きな期待を寄せている。『ドラえもん』はテレビ朝日、『名探偵コナン』は日本テレビの有力なアニメコンテンツだが、今年はそのほかテレビ東京製作の『えいがのおそ松さん』も公開されており、4月26日からはフジテレビ製作の『バースデーワンダーランド』が公開される。さらに『君の名は。』の新海誠監督の新作アニメ『天気の子』の予告編も始まっている。

 

 

 4月7日発売の月刊『創』(つくる)5・6月合併号は恒例のマンガ・アニメ特集だ。もう20年以上続けてこの時期にマンガ特集を組んでいるので、近年は海外の研究者などからも問い合わせが入る。マンガは言うまでもなく今や大手出版社の屋台骨を支えており、しかも昨年前半は海賊版問題もあって落ち込みを見せたのだが、後半から大きく盛り返している。しかもこの半年ほど、テレビアニメ化によって紙の本も大きく売り伸ばすという、かつての成功方程式が復活しつつあるのだ。大手出版社はいずれも大きく胸をなでおろしているところだ。

top_image[1].jpg 3月7日発売の月刊『創』4月号は恒例の広告特集。表紙は、昨年他界した樹木希林さんが舌を出しているという宝島社の広告。佐々木宏さんのアイデアで、何と舌の写真は希林さんの娘さん。しかも、葬儀の会場で頼んで、その場で撮影したというからすごい。そんなことができるのは佐々木さんくらいではないだろうか。

 

 2月7日発売の月刊『創』(つくる)3月号は新聞社の特集で、この1月は各社を取材で相当回った。取材をしていて実感したのは、先月の出版特集でも感じたが、既存の紙媒体がいま相当大きな変貌を遂げようとしつつある現実だ。長いメディアの歴史の中でもこれはエポックメイクな出来事だと言ってよいと思う。特に新聞についていえば、「新聞」という概念そのものが変わりつつあると言ってよいと思う。

 眞子さまとの結婚が延期になっている小室圭さんが2019年1月22日、突然、母親の金銭トラブルに関する見解を公表した。母親の元婚約者が返せと言っている400万円超のお金は借金とは考えておらず、この問題は既に解決済という、これまで報じられてきた通りの主張なのだが、当事者が発表したことで大きく報道された。

 2019年1月7日発売の月刊『創』(つくる)の特集は「出版社の徹底研究」だ。12月は年末進行で取材・執筆が本当に大変だったが、今の出版界をめぐる興味深い状況がいろいろわかって面白かった。11月に取材したテレビ界もそうだったが、いまメディア界はドラスティックな構造的変化を遂げている。以前の方程式があてはまらないような現象が次々に起きているのだ。

 ここで報告する講談社のケースもその一つかもしれない。詳細はぜひ『創』の特集を読んでいただくとして、ここでその一部を紹介しよう。

緊急シンポ!安田純平さん解放とジャーナリズムを考える
~戦場取材の意義と「自己責任」論

日時:2018年12月26日(水)開場18時15分、開会18時半、終了21時

出演:安田純平(ジャーナリスト)/原田浩司(共同通信編集委員)/金平茂紀(TVキャスター)/川上泰徳(中東ジャーナリスト)/野中章弘(アジアプレス)/ 南彰(新聞労連委員長)/綿井健陽(ジャーナリスト・監督)/他

予約は既に締め切りました。当日券の発行もあるので直接会場へお越しください。

会場:文京区民センター3階A室  資料代:1000円

 2018年11月24日に京都府で開催予定だった香山リカさんの講演会が突如中止になった。主催者側は急きょ代役をたて、講演会自体は無事に終了したらしい。でもこの事件、日本の言論をめぐる極めて深刻な問題を浮き彫りにしていると思う。香山さんの講演会中止事件は昨年6月にもあった。そしてその経緯が今回とよく似ているのだ。

 2018年7月にオウムの元教祖や幹部など13人に死刑執行がなされて4カ月が経つ。日本中を覆った衝撃も既に過去の出来事として忘れられつつあるように見える。しかし、関係者にとっては、まだ死刑執行の重たい現実は鮮明に記憶されているようだ。
 11月7日発売の月刊『創』12月号に、元オウム幹部・新實智光死刑囚の妻が詳細な手記を発表した。13人の死刑執行については直後から大報道がなされたが、こんなふうに近親者が詳細な経緯を明らかにするのは、松本智津夫元死刑囚の家族が一部、遺体の様子を公表した以外は初めてのことだ。いや、この元オウムの執行に限らず、死刑執行をめぐって近親者によって生々しい経緯が明らかになること自体、極めてまれだと言えよう。
 全文は『創』を読んでもらうことにして、ここでは生々しいその一部を紹介しよう。