「天皇伝説」渡邉文樹監督、逮捕の瞬間の写真を公開!
2012年4月11日00:00 創
月刊『創』 5・6月合併号4月7日発売!
【特集・マンガ市場の変貌】
◆【総論】マンガ市場の変貌
◆『ONE PIIECE』快進撃と『少年ジャンプ』
◆『コロコロコミック』VS『最強ジャンプ』
◆『僕等がいた』小学館の少女系健闘
◆各社とも再編進む青年コミック誌
◆映像化がコミックスを押し上げる
篠田博之
◆角川が席巻するライトノベル市場
道田陽一
◆深夜が主戦場、TVアニメの現状
渡邉一樹
◆デジタルコミックの行方はどうなる!?
長岡義幸
◇最高裁判決後、「命と絆が大事」と光市母子事件の元少年は語った
浅野健一
◇思想家・吉本隆明さんがいなくなった切なさ
大塚英志
◇木嶋佳苗被告の「性」と私たち女性の「性」
北原みのり
◇マツダ無差別殺傷事件・引寺利明被告からの手紙(下)
引寺利明
◇あの一斉逮捕から4年!「ビデ倫」事件のその後
本橋信宏
◇永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談
32回 がれきなんて知らない
ほか
『創』の豪華連載執筆陣!
マツダ無差別殺傷事件無期懲役判決。引寺被告は「茶番だ!」と手紙に
2012年3月10日00:00 創
3月9日、広島地裁でマツダ無差別殺傷事件・引寺利明被告に無期懲役の判決が出ました。本当は傍聴に行く予定でしたが、仕事の都合で行けず(涙)。求刑が無期懲役だったので予想通りの判決でしたが、この間、連日のように届いた引寺被告からの手紙を読んでいたせいで、複雑な思いでした。
へたをすると死刑判決もありえたこの裁判で、弁護団は心神喪失ゆえの無罪を主張しました。検察側も精神鑑定の中身を一部勘案して、死刑回避の求刑をしたのですが、引寺被告本人はどう言っていたかというと、まず弁護団の「無罪」方針については激しく反発していたのです。引寺被告と弁護団はほとんど意思疎通を欠いており、無罪主張はあくまでも弁護団の方針でした。本人は、心神喪失については完全否定、殺意も認めていました。
月刊『創』3月号発売!プレジデント社の内幕記事で反響
2012年2月10日21:20 創
『創』3月号が発売されました。広告特集ですが、「震災と広告」というテーマがひとつの焦点で、広告の業界誌などとはかなり違った特集になったと思います。
単発記事で早くも反響が出ているのが「プレジデント社を襲ったふたつの衝撃」。ビジネス雑誌の出版社として知られるプレジデント社で昨年春、トップのスキャンダルが発覚し、一時は社長交代が決まったのに、それが封印され、批判した役員が飛ばされてしまったという話です。実はこれは同社社員でも知っている人間はごく一部。同社社員もほとんど知らなかった話です。騒動の発端は昨年の震災の後、社長夫人が会社あてに夫の男女問題を告発するファックスを送ったという衝撃的な事実でした。
渡辺文樹監督の映画ポスターなどを公安が押収!の現場写真公開
2011年11月26日20:07 創
11月24日の深夜、「天皇伝説」などで知られる渡辺文樹監督の奥さんから突然電話。今、渡辺監督が公安に捕まり騒動になっているというのだ。自主上映の映画のポスターを街中に自分で掲出するのが軽犯罪法違反だとして警察とトラブるのは毎度のことで、抵抗すれば逮捕されるのだが、監督側も慣れているから心配無用と思っていたが、今回はポスターなどを大量押収されてしまったらしい。その押収時の現場写真と、押収品目録のコピーを監督が送ってきたので公開しよう。ポスターなどを押収のためにひもで結んでいる公安警察の姿が写っている。また公安の事情聴取を受ける監督自身の写真もある。逮捕された経験も豊富な渡辺監督だから、これくらいでめげることはないだろうが、上映を妨害しようとする公安警察の執念も相当なものだ。
無差別殺傷事件の連鎖をどうやって断ち切るか〜マツダ事件被告と接して
2011年11月24日21:27 創
「殺すのは誰でもよかった」
無差別に通りがかりの人を殺傷し、逮捕後そう供述する、そんな事件が目につく。典型は2008年の秋葉原事件だが、昨年6月に広島市のマツダ工場で起きた事件もそうだ。発売中の『創』12月号に手記を掲載したマツダ事件・引寺利明被告とこの3カ月間手紙をやりとりしながら、両事件の共通性に思いをはせることが多い。
引寺被告自身、秋葉原事件を参考にしたと語っているくらいだから共通性が多いのは当然だが、彼が語っている犯行の態様でなく、一番共通しているのは、その個人的な動機と犯行の凄惨さとのあまりにも大きな乖離だ。まさに「短絡」なのである。工場に乗り込んで無差別に人をはねたというマツダ事件は、結果的に死者が一人だったため、秋葉原事件ほど大きなニュースにならなかったのだが、手記で引寺被告が書いているように、本当はもっと多くの人を殺傷するつもりだった。死者の数で報道の大きさを分けているのはマスコミの単純思考によるもので、マツダ事件と秋葉原事件の共通性については、もっと目が向けられてよいと思う。
引寺被告も派遣社員として様々な職場を転々とし、自ら「しょせんワシは負け組じゃ」と口にしていた。生活保護を受給していた時期もある。事件の2カ月前に期間工としてマツダで働いていた時に、他の従業員に不快な思いをさせられ、それを恨んで犯行に及んだというのは、秋葉原事件の加藤被告が事件直前に、自分の作業服を隠されたと誤解した「つなぎ」事件とよく似ている。加藤被告の場合は、それはきっかけに過ぎず、本当の動機は、ネットで嫌がらせを受けたことへの報復だったというわけだが、いずれにせよ、その個人的動機と、無差別大量殺人という事件の重大性とが、常識では結び付かない。
今朝7月31日付の朝日新聞が生活面で創出版刊『負けないで!』の著者・小笠原恵子さんを大きく報道しました。直近の試合で眼底出血したことでもわかるように、女性でプロボクサーになるということ自体大変なのに、そのうえ聴覚障害で耳が聞こえないという困難を努力によって乗り越えたのが小笠原さんです。小中学校時代はいじめにあったり、不登校に陥ったり、高校時代は親や教師に反発して停学処分を受けたりもしました。逆境のなかで培われたハングリーさが、彼女をボクシングに向かわせたのだと思います。「耳の聞こえない女性がプロボクサーなどとんでもない」と門前払いされながらも、プロへの道をあきらめず、昨年、念願のプロとしてリングに立ったのでした。
決してあきらめずに可能性に挑戦していこうとする小笠原さんの勇気に共感し、彼女の生き方を多くの人に知ってもらおうと出版を企画したのは今年2月のことでした。彼女は不登校で中学3年の時はほとんど授業に出ていないのですが、今回、出版を機に、かつての教師と再会するなど、著者にとっても本を出すのは自分を見つめ直す作業でした。また。彼女の家族は妹も聴覚障害ですが、その家族と半年間つきあったことで、編集者としてもいろいろなことに気づかされました。
これは聴覚障害者の間では常識らしいのですが、子どもが聴覚障害だとわかった時、まず母親がしたことは、家中の家具に名前のカードを貼って、「物には名前がある」ことを教えることでした。また小笠原さんに本などを送る時、宅急便の送り状に電話番号を書けません。彼女の家族は両親とも共働きで、姉妹が家に居ても電話に出られないからです。我々は想像力を働かせないと、聴覚障害の人たちの立場に立って物を考えることができないのですが、そういう想像力を働かせることは我々にとってすごく大切であることを気づかされました。
耳の聞こえない人がどうやってプロボクサーとしてリングで闘えるのか。興味深いそのことはぜひ本を読んで把握して下さい。きょうの朝日新聞の記事でも書いていますが、「音の振動を全身で感じる」ということなのですね。ちなみに小笠原さんをプロデビューさせたジムの佐々木会長も視覚障害者です。小笠原さんは、この会長に大きな影響を受けたのです。いろいろなことをかんがえさせてくれる本『負けないで!』をぜひ多くの人に読んでほしいと思います。小笠原さんについては、テレビドキュメンタリーや映画の企画も既に出ています。
ISBN 978-4904795095
2011年5月16日発行
定価 1,575円
この数年間、日本社会の格差拡大を背景に、ワーキングプアと呼ばれる貧困層の増大が大きな社会問題になっています。この問題の象徴的存在といえば、湯浅誠氏と並んで、雨宮処凛さんが第一人者です。ゴスロリファッションという独特のいでたちもあって注目されていましたが、この1〜2年は厚生労働省の研究会の委員に任命されるなど、貧困問題のシンボルになりつつあります。
本書は、その雨宮さんが月刊『創』で3年間連載してきたものをまとめたもので、貧困問題の渦中で雨宮さんが奮闘してきた激動の日々のドキュメントです。それは同時に、この何年かの日本社会のドキュメントでもあります。









