月刊「創」ブログ最新記事
田代まさしさん逮捕をめぐって問い合わせが来ていますが...田代まさしさんが再び薬物所持容疑で逮捕され、「創」編集部にもテレビ局などから問い合わせが来ています。確かに2004年の逮捕事件の時から田代さんは「創」に連載もしていたし、前刑と前々刑の時は相当サポートも行いました。ただ田代さんが薬物治療機関「ダルク」のスタッフとして活動するようになって、そこに任せるのがよいと、この何年かはあまり交流もなくなっていました。ダルクの集会などで田代さんが司会をしたりするのを見守ってきました。
2019年12月号 「表現の不自由展」再開
【特集】「表現の不自由展」再開
◆「あいちトリエンナーレ」が残した課題とは
「表現の不自由展・その後」が再開した日、現場を訪れた......篠田博之
◆実行委員の立場から一連の事態を検証
「表現の不自由展・その後」当事者が語る裏事情と美的根拠......アライ=ヒロユキ
◆『遠近を抱えて』と天皇タブー
美術作家が直面した戦後初めての事態......大浦信行
岡﨑聡子薬物依存との闘い
◆今回の取り組みが人生の転機になるのか
岡﨑聡子、薬物事件裁判報告......篠田博之
◆〈獄中手記〉「あなたのせいで全てを失った」母がつぶやいた
人生には転機がある―そう思った......岡﨑聡子
◇一緒に走ってきた親友からのメッセージ
さよなら、マコちゃん。天才・和田誠へのレクイエム......矢崎泰久
◇10月17日、脅迫容疑で逮捕され、24日に不起訴に
三田佳子さんの次男・高橋祐也君逮捕事件の顛末......篠田博之
◇相模原障害者殺傷事件 まもなく裁判
植松聖被告が面会室で語ったこと......篠田博之
◇第15回死刑囚表現展を終えて
処刑直前に送られてきた応募作品を読む......太田昌国
◇犠牲者の「実名」は必要なのか(3)
京アニ報道をめぐる京都府警の反論......浅野健一
【マスコミ就職読本】 2020年度版 発売中!
『マスコミ就職読本 1巻 入門篇』
ISBN 9784904795545
2018年11月8日発行
本体:1,404円
創刊以来30年以上、マスコミ志望者のバイブルと呼ばれ、多くのマスコミ受験者に読まれてきたガイドブック。
2019年11月号 街の書店が消えてゆく
【特集】街の書店が消えてゆく
◆〈座談会〉......柴崎繁×清田義昭×長岡義幸
書店が消えるのは文化が消えること
◆日書連事務局長インタビュー
書店がこれから生き残る道は......石井和之
◆本屋さんがなくなっていくのは作家としてすごく悲しい
本屋の娘に生まれた私が思うこと......林真理子
◆昨年惜しまれながら閉店した幸福書房はその後
元店主が語る幸福書房〝閉店後〞......岩楯幸雄
◆書店業界の論客・ジュンク堂書店難波店店長の提言
アマゾンの侵食とリアル書店の反撃......福嶋 聡
◆コミックのデジタル化が急進展するなかで
コミック専門店の相次ぐ閉店事情......長岡義幸
◆本屋さんウォッチャーが最新レポート
ブック・イベントを見て、廻って、思うこと......どむか
◆敢えて大取次でない仕入れルートを確保して運営する書店も
模索する街の書店の独自の取り組み......長岡義幸
◇「あいちトリエンナーレ2019」はどうなる⁉
「表現の不自由展・その後」再開へ向けた最後の攻防......篠田博之
◇〈座談会〉障害者殺傷事件から3年......尾野剛志×大坪寧樹×渡辺一史
相模原事件被害者・尾野一矢さんめぐる大きな取り組み
◇犠牲者の「実名」は必要なのか(続)
「京アニ」事件報道の検証と報道評議会の設立を......浅野健一
◇8・2死刑執行に抗議する
この夏、処刑前日に届いた庄子幸一死刑囚の最後の手紙......菊池さよ子
開けられた パンドラの箱 やまゆり園 障害者殺傷事件
ISBN 978-4-904795-53-8
本体:1,500円+税
2016年、19人の障害者を刺殺した衝撃的なやまゆり園事件。障害のある人たちの恐怖がいまだに消えないのと対照的に一般の人たちにとっては事件は過去のものになりつつあるかに見える。植松聖被告の動機の解明もできず、事件を二度と起こさないためにどうするかという社会的対策も何も講じられない状態で、この事件をこのまま風化させてよいのだろうか。
「試し読み」ボタンからその場で試し読みできます。そのまま購入もできます。
詳しい内容はこちら。
鈴木邦男さん新刊!「言論の覚悟 脱右翼篇」発売!
『言論の覚悟 脱右翼篇』 鈴木邦男 著
ISBN 978-4-904795-48-4
2017年9月16日発行
本体:1,500円+税
〈本文より〉
今は世の中がどんどん右寄りになっている。僕を超えて時代の方が右になっていく。僕は変わってないのに、「こいつは左だ」「もう右翼じゃない」と言われることが多い。この変化は何なのか。僕はもう「右」も「左」も超えたと思っている。「左になった」と言う人には、勝手に呼んでくれ、と思う。詳しい内容はこちら。
雨宮処凛さん新刊!「不透明な未来のための30章」発売中!
『不透明な未来のための30章』 雨宮処凛 著
ISBN 978-4-904795-47-7
2017年7月15日発行
本体:1,500円+税
本書あとがきより
この3年間、世界は大きく変わった。これからこの国が、世界が、そして私たちがどうなっていくのか、それは誰にもわからない。そんな不透明な未来の前で、この本が、ほんの少しでもあなたの思考の役に立てたら、こんなに嬉しいことはない。詳しい内容はこちら。
森達也さん新刊!「同調圧力メディア」発売中!
『同調圧力メディア』 森達也著
ISBN 978-4-904795-46-0
2017年4月19日発行
本体:1500円+税
あの映画「FAKE」を世に問うた監督の極私的メディア論!「忖度(そんたく)」が横行する日本社会の元凶は、同調圧力を強いるマスメディアが元凶なのではないか!『創』連載をまとめた森達也さんのメディア論の真髄! 詳しい内容はこちら。
対決対談! 「アイヌ論争」とヘイトスピーチ
生ける屍の結末─黒子のバスケ脅迫事件の全真相 発売中
月刊『創』 電子書籍版 発売開始!
・連続放火事件で服役中の「くまぇり」初の獄中手記
・スクープ!くまぇりが判決直前に綴った獄中書館
・くまぇりが判決前後に綴った獄中書簡
・「黒子のバスケ」脅迫犯から本誌に届いた手紙
・「黒子のバスケ」脅迫犯が私に語った衝撃の真相
・「黒子のバスケ」脅迫犯の意見陳述全文掲載!/他
・二極分化のなかで映画界はこれからどうなる?
・最大の映画製作会社・テレビ局の映画事業
・ドキュメンタリー映画の現状と新たな可能性
・マンガ市場の激変
・『進撃の巨人』が見せた驚異の快進撃
・メディアミックスの核となるTVアニメをめぐる変容/他
和歌山カレー事件 獄中からの手紙 発売中
和歌山カレー事件・林眞須美死刑囚からの手紙
2014年7月17日 創
2014年7月16日、和歌山カレー事件・林眞須美死刑囚からの手紙が届いた。といっても確定死刑囚は弁護士と家族以外、基本的に接見禁止だから家族経由だ。林眞須美死刑囚の獄中手記などをまとめた『和歌山カレー事件 獄中からの手紙』(創出版刊・定価1000円+税)が15日に発売されたのだが、その本を手にした感想を書き送ってきたのだった。
7月19日(土)14時からは「エルおおさか708号室」で毎年恒例の和歌山カレー事件を考える集会が開催される。19日の集会では、この養子縁組した男性に眞須美さんの近況について話していただくし、弁護団報告はもちろん、支援する会代表の鈴木邦男さんら大勢の関係者が駆けつける。健治さんもぜひ参加してほしいと声をかけているが、この暑さで体調がすぐれないため当日どうなるかわからない。死刑について、カレー事件について関心のある人は、ぜひ19日の集会に参加してほしい。詳細は下記の「林眞須美さんを支援する会」のホームページをご覧いただきたい。
命が踏みにじられる国で、 声を上げ続けるということ 発売中
安倍政権のネット戦略 発売中
ぢぢ放談―激闘篇 絶賛発売中
2012年6月30日発売
創出版 定価(本体1400円+税) 四六判並製240ページ
月刊『創』の編集長が、創出版を興して今年で30年になるのを機に、関わって来た事件や様々な経緯をまとめた一冊。『創』は、もともと1982年の商法改正で、それまでの発行元が休刊を決定。それに納得できずに、当時の編集者が自力で発行を継続したものです。この何年か、総合月刊誌が次々と休刊していくなかで、雑誌を出し続けることの意味や、ジャーナリズムの責任といったことを問題提起したのが本書です。
『創』の場合、映画『ザ・コーヴ』上映中止事件など言論・表現をめぐる様々な事件について、運動を展開することで現実に関わりつつ、それと連動させて誌面づくりを行ってきたという特徴があります。また宮崎勤死刑囚や林眞須美死刑囚、それに女優・三田佳子さんの二男や田代まさしさんの薬物事件などには、当事者に接近して、独自のスタンスから報道を行ってきました。そうした誌面づくりそのものが、ジャーナリズムのあり方についての一種の問題提起だったといえます。
7月31日付の朝日新聞が生活面で創出版刊『負けないで!』の著者・小笠原恵子さんを大きく報道しました。直近の試合で眼底出血したことでもわかるように、女性でプロボクサーになるということ自体大変なのに、そのうえ聴覚障害で耳が聞こえないという困難を努力によって乗り越えたのが小笠原さんです。小中学校時代はいじめにあったり、不登校に陥ったり、高校時代は親や教師に反発して停学処分を受けたりもしました。逆境のなかで培われたハングリーさが、彼女をボクシングに向かわせたのだと思います。「耳の聞こえない女性がプロボクサーなどとんでもない」と門前払いされながらも、プロへの道をあきらめず、昨年、念願のプロとしてリングに立ったのでした。
決してあきらめずに可能性に挑戦していこうとする小笠原さんの勇気に共感し、彼女の生き方を多くの人に知ってもらおうと出版を企画したのは今年2月のことでした。彼女は不登校で中学3年の時はほとんど授業に出ていないのですが、今回、出版を機に、かつての教師と再会するなど、著者にとっても本を出すのは自分を見つめ直す作業でした。また。彼女の家族は妹も聴覚障害ですが、その家族と半年間つきあったことで、編集者としてもいろいろなことに気づかされました。
これは聴覚障害者の間では常識らしいのですが、子どもが聴覚障害だとわかった時、まず母親がしたことは、家中の家具に名前のカードを貼って、「物には名前がある」ことを教えることでした。また小笠原さんに本などを送る時、宅急便の送り状に電話番号を書けません。彼女の家族は両親とも共働きで、姉妹が家に居ても電話に出られないからです。我々は想像力を働かせないと、聴覚障害の人たちの立場に立って物を考えることができないのですが、そういう想像力を働かせることは我々にとってすごく大切であることを気づかされました。
耳の聞こえない人がどうやってプロボクサーとしてリングで闘えるのか。興味深いそのことはぜひ本を読んで把握して下さい。きょうの朝日新聞の記事でも書いていますが、「音の振動を全身で感じる」ということなのですね。ちなみに小笠原さんをプロデビューさせたジムの佐々木会長も視覚障害者です。小笠原さんは、この会長に大きな影響を受けたのです。いろいろなことをかんがえさせてくれる本『負けないで!』をぜひ多くの人に読んでほしいと思います。小笠原さんについては、テレビドキュメンタリーや映画の企画も既に出ています。
ISBN 978-4904795095
2011年5月16日発行
定価 1,500円+税
この数年間、日本社会の格差拡大を背景に、ワーキングプアと呼ばれる貧困層の増大が大きな社会問題になっています。この問題の象徴的存在といえば、湯浅誠氏と並んで、雨宮処凛さんが第一人者です。ゴスロリファッションという独特のいでたちもあって注目されていましたが、この1~2年は厚生労働省の研究会の委員に任命されるなど、貧困問題のシンボルになりつつあります。
本書は、その雨宮さんが月刊『創』で3年間連載してきたものをまとめたもので、貧困問題の渦中で雨宮さんが奮闘してきた激動の日々のドキュメントです。それは同時に、この何年かの日本社会のドキュメントでもあります。











