月刊「創」ブログ

月刊「創」のブログです

 本業である月刊『創』の締切時期だが、毎日慌ただしい。相模原障害者殺傷事件・植松聖被告に3月16日に出された死刑判決をめぐって連日、いろいろな動きがあるからだ。このままだと31日朝に控訴期限を迎え、死刑判決が確定する。まさにカウントダウンに入っているのだが、この間、私のところにいろいろな人からアプローチがあった。
 一番多いのは、あんな本質に迫れない裁判でこの事件を終わらせるのは納得できないから何とかしてほしいという声だ。障害者問題に関わってきた人や精神科医を含め、多くの人からそういう声をいただいた。

 

『生ける屍の結末 「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相』がネットで話題になり注文が多数届いていますが、ちょうど重版をかける時期だったために、一時的に品切れになってしまいご迷惑をおかけしています。電子版はアマゾンなどから購入して読めますので、お急ぎの方はそれをご利用ください。なるべく早めに重版分が出荷できるようにしますのでよろしくお願いします。

発売直後に主な書店で完売し、アマゾンなどのネットオークションで4000円以上で転売されていた月刊『創』2020年2月号が再入荷しました。間もなくアマゾンなどにも新品が出荷されますので、異常な高額で中古品を購入する必要はありません。当方としても何倍もの金額で『創』が転売されていることに胸を痛め、取次などと交渉の末、何とか商品を確保したものです。今後はアマゾンや書店経由、また直接弊社宛注文いただければ出荷します。せっかく読んでいただこうとしている読者の皆様に雑誌をお届けできないことを心苦しく思っていたので、これで何とかなることになりました。この間、注文依頼を、品切れという理由でお断りしていましたが、再出荷を始めますので、読者の皆様、どうぞよろしくお願いします。

 2020年1月8日に横浜地裁で相模原事件の植松聖被告の裁判が始まった。
 この事件をめぐっては既に2018年に、植松被告への接見記録や、津久井やまゆり園家族会前会長の尾野剛志さんや、障害のある娘を育てている最首悟さん、精神科医などのインタビューや対談などをまとめた『開けられたパンドラの箱』(創出版刊)という本をまとめている。基本的な問題点はそこに整理されている通りだ。
 この3年余、月刊『創』はほぼ毎月、相模原事件を追い続けてきた。2017年の夏から植松被告への接見はもう50回を超えているのではないかと思うし、彼からの手紙は100通を超えているのではないかと思う。

 オウム事件についてテレビ局と反対の教団側からカメラを回した映画『A』『A2』や、世間やマスコミから袋叩きになっていた人物に密着した『FAKE』など、常に世の中と違った視点から社会問題を提起してきた森達也監督が、今回、被写体にしたのは、菅官房長官追及で知られる東京新聞の望月衣塑子記者だった(冒頭写真は特別試写会で挨拶する森監督、望月記者、河村プロデューサー)。

 

田代まさしさんが再び薬物所持容疑で逮捕され、「創」編集部にもテレビ局などから問い合わせが来ています。確かに2004年の逮捕事件の時から田代さんは「創」に連載もしていたし、前刑と前々刑の時は相当サポートも行いました。ただ田代さんが薬物治療機関「ダルク」のスタッフとして活動するようになって、そこに任せるのがよいと、この何年かはあまり交流もなくなっていました。ダルクの集会などで田代さんが司会をしたりするのを見守ってきました。

 8月22日に都内で開催した緊急シンポジウム『「表現の不自由展・その後」中止事件を考える』は大勢の参加者が訪れ盛況裡に開催された。「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」中止事件以降、その出展当事者がこんなふうに何人も集まってオープンな場で発言したのは初めてだからだ。マスコミもNHKのカメラクルーが東京と名古屋と2組やってくるなど、多数、取材につめかけた。

 シンポの内容はネット放送のOurPlanetTVで動画が公開されている。

 http://ourplanet-tv.org/?q=node/2427

 

8月22日(木)18時15分開場 18時30分開会(予定) 21時終了

定員:470名    参加費:1000円

会場:文京区民センター3階A会議室 

https://www.mapion.co.jp/m2/35.70881792,139.75417146,16/poi=0000Z318_001pa

第1部:18:30~19:50  出品していた美術家などが語る「何が展示され何が起きたのか」

 安世鴻(写真家)/朝倉優子(マネキンフラッシュモブ)/中垣克久(美術家)/岡村幸宣(丸木美術館学芸員)/武内暁(「九条俳句」市民応援団)/他

第2部:20:00~21:00 会場討論「中止事件をどう考えるのか」

 金平茂紀(TVジャーナリスト)/鈴木邦男(元一水会)/森達也(作家・監督)香山リカ(精神科医)/滝田誠一郎(日本ペンクラブ)/他

進行:篠田博之(『創』編集長)/綿井健陽(映像ジャーナリスト)

 主催:8・22実行委員会〔『創』編集部/日本ビジュアル・ジャーナリスト協会/OurPlanet-TV/アジアプレス・インターナショナル/メディアフォーラム/表現の自由を市民の手に全国ネットワーク/アジア記者クラブ/他〕

 既に予約は締め切りました。

皇室タブーを初めて正面から取り上げた衝撃の書!

  著者:篠田博之(『創』編集長) 定価:本体1500円+税  ISBN 978-4-904795-58-3

《主な内容》「菊のタブー」とは何か/「風流夢譚」封印と復刻 /「パルチザン伝説」出版中止事件/『新雑誌X』襲撃事件/講談社『ペントハウス』回収事件/天皇コラージュ事件/天皇Xデー記事で『創』へ街宣/『週刊実話』回収と『SPA!』差し替え/美智子皇后バッシング騒動/美智子皇后「失声」から銃撃事件へ/『経営塾』への猛抗議と社長退陣/『噂の眞相』流血事件/封印された「皇室寸劇」/渡辺文樹監督と「天皇伝説」/『プリンセス・マサコ』出版中止事件/『WiLL』侵入事件と右派の対立/封印されたピンク映画/秋篠宮家長女結婚騒動と象徴天皇制        

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