月刊「創」ブログ

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 前回アップした「懲役13年の性犯罪者が体験を語った刑務所の治療プログラム」という記事に予想を超えるアクセスがあった。性犯罪を犯した側のこういう実態はこれまでほとんど知られていない。ぜひ読んでいただきたいと思う。

 さて、そのうえで今回、性犯罪被害者の話を取り上げよう。被害者側の深刻な実態もあわせて考えなければならないと思うからだ。

 2018年4月26日に謝罪会見が行われたTOKIOの山口達也さんの強制わいせつ事件の報道で、性犯罪をめぐって2017年に刑法が改正されたことがたびたび言及されている。「親告罪」規定がなくなったので、被害者の告訴がなくても起訴はできる。性犯罪に対しては厳罰化の流れができつつあるというわけだ。

  性犯罪の厳罰化は、時代の流れに即したものだろう。そのことに異議はないが、ただこの間の法改正をめぐる議論で、目を向けるべき問題があまり取り上げられないことが気になった。

 

 何やら気になる展開になってきたので書いておこう。福田淳一財務次官のセクハラ事件だ。今、大事な局面を迎えていると言える。

 告発を行ったテレ朝女性記者Aさんとその上司Mさんに猛攻撃がかけられているなかで、Aさんがテープを『週刊新潮』に持ち込んだことや、Mさんが報告を上にあげなかったということで、テレ朝が何らかの処分を行うのでは、と言われているのだ。

 

4月26日午後2時過ぎからTOKIO山口達也さんの涙の会見を思わずリアルタイムで最後まで見てしまった。ジャニーズ事務所の"強面"顧問弁護士とされる矢田次男さんが本人の後ろで、もらい泣きしていたのが印象的だった。

  この事件、スポーツ紙など芸能マスコミを始め大きな報道がなされているのだが、多くの人が違和感をもったのが「山口達也メンバー」という呼称だろう。ネットでは結構大きな議論になっている。

  2018年は集英社発行の『週刊少年ジャンプ』と小学館発行の『ビッグコミック』が創刊50周年を迎える。前者については昨年から50周年を記念した「ジャンプ展」を始め、様々な企画が行われているし、後者も2月に50周年記念号を発行したのを始め、周年企画が続いている。『ビッグコミック』で創刊号から少し経って連載が始まった「ゴルゴ13」は12月に50周年記念を行う予定だという。また50年前に『週刊少年マガジン』で大人気だった「あしたのジョー」もこの春、連載から50年を記念した企画をいろいろ行っている。

 

 このところ、昨年9月にジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾3氏が立ち上げた「新しい地図」について継続的に取材している(注:草なぎさんの「なぎ」は本来は漢字だが、それは表示できないらしいので平仮名にした。以下も同じ)。発売中の月刊『創』4月号には「『新しい地図』とAbemaTVがメディア界に投げた波紋」という記事を書いた。そして4月7日発売の次号5・6月合併号には「『新しい地図』の映画『クソ野郎と美しき世界』」という記事を書いている。

 3月7日発売の月刊『創』4月号に、前号に続いて相模原障害者殺傷事件・植松聖被告が獄中で描いた自筆漫画の後半を掲載した。上に掲げたのがその1カットだ。彼の母親はプロの漫画家なのだが、その影響なのか、その暴力性も含めて迫力ある絵だ。彼の絵は獄中で練習を重ねているうちに如実にうまくなっているように見える。青い表紙の獄中ノートに描かれているのだが、ノートの罫線がそのまま残っているところも獄中で描いたというリアリティを感じさせる。

 久々に皇室記事の新聞広告が黒塗りになった。しかも相当のスペースが真っ黒で意味が通らなくなっている。3月1日発売『週刊新潮』3月8日号の広告だ。上に掲げたのがそれだが、元の見出しは「『昭和天皇』のピンク映画」だ。「昭和天皇」という文字が黒塗りになったのだが、同時に昭和天皇の顔写真も黒塗りになった。広告を見た人は意味がわからなかったに違いない。

 2018年3月1日、東京高裁において、さいたま「九条俳句」訴訟の口頭弁論が行われた。一番大きい101号法廷が使われたのだが、傍聴席はほぼ満席だった。昨年10月にさいたま地裁で1審判決が出るまで、原告を応援してきた地元の「市民応援団」が大勢、傍聴に訪れたからだ。

 相模原障害者殺傷事件・植松聖被告から昨年に続いて青い表紙の獄中ノートが送られてきた。今回のには、彼が描いた漫画が描かれていた。一昨年、障害者19人を殺害したその動機を自分なりに漫画に描こうと考えたようだ。漫画は相当のページ数にわたるのだが、そこから半分くらいのカットを割愛して14ページにまとめ、2月7日発売の月刊『創』3月号に原画のまま掲載した。この記事の冒頭に掲げたのは、その中の1コマだ。