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コラム「編集長の目」第31回・盛況だった関西ライブ

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 今年のイベントのラストとして20日に関西ライブが行われました。参加者は200人でしたが、いやあ、なかなか盛り上がりましたね。昨年の関西勉強会の幹事を含めた内定者が駆け付けてくれたり、今年既に始まった勉強会のメンバーが報告をしたりというのも刺激になったと思います。打ち上げがこれまた盛り上がり、2時間で足らずに場所を替えて深夜まで懇親会が続きました。

 翌日は大阪・神戸で仕事をすませて夕方帰京すると、参加者から何人もお礼のメールが届いていました。そして本日、関西メーリングリストへの登録が100人を超えました。内定者もメーリスに入ってくれるなどしましたから、本格始動すると関西が一番活発なメーリスになるかもしれません。

 こんなふうに関西が盛り上がるのは毎年のことで、やはりマスコミ就活は東京が中心になるので、関西の人たちは結束するんですね。何しろOB訪問や会社説明会にしても東京在住者は圧倒的に機会が多く恵まれています。関西組はそれに対抗するために結束せざるをえないわけです。去年は関西だけでたくさんの勉強会が立ち上がりました。

 マスコミ就職戦線、いよいよ本格化です。今年は最後になりますが、年明け早々、開店休業のメーリスも含めて、本格始動のエンジンかけをやりたいと思います。

 それで話は変わりますが、関西ライブの翌日21日、大阪・神戸の実は拘置所へ行きました。大阪は林眞須美、神戸は鹿砦社の松岡社長への面会でした。詳細は省きますが、どちらもこの間、月刊『創』で連載手記を載せてきた人です。『創』を時々就職雑誌と勘違いしている人がいるのですが、『創』は林眞須美、宮崎勤ら大きな事件当事者のスクープ手記を次々とってきた雑誌なのです。

 宮崎勤については、来月あたり死刑確定の見込みで、きょうも2社から取材依頼が入りました。新聞・テレビが『創』に取材に来るというくらい食い込みには定評があります(というか、宮崎の唯一の著書を出しているのが創出版なのですが)。今月からマスコミ就職を意識してテレビ、出版と業界研究シリーズを特集していますが、本来はそういうジャーナリスティックなテーマを追い掛けている雑誌です。

 次号ではオウム麻原被告の娘にロングインタビューを行って、父親の近況や和光大学入学拒否事件について取り上げています。

 単に就職志望の対象としてでなく、今日本のジャーナリズムは問題山積、戦後の大きな曲がり角に直面しています。ぜひマスコミ志望の人たちには、受験対策だけでなく、そういう問題も一緒に考えていってほしいと思っています。
                                             (篠田博之)

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