月刊「創」ブログ
三浦和義さん逮捕で『創』にも取材殺到
2月23日の三浦和義さん逮捕には驚きました。もともと三浦さんと『創』の縁は深く、 彼が最初に逮捕された翌年の1986年から「検証・三浦報道」という1年以上に及ぶ獄中連載を掲載したのがきっかけでした。ロス疑惑事件とは、『週刊文春』発のマスコミ先行の事件だったので、報道のあり方をめぐって大きな議論が起きました。その中で、『創』は報道される側から報道を検証しようという企画で三浦さんに手記をお願いしたものです。 新聞・雑誌など膨大な記事をコピーして拘置所の三浦さんに送るという作業で、スタッフ1人が半年間その仕事にはりつきになりました。こうした報道の検証から発展して、その後三浦さんは大量のメディア訴訟を手がけるようになりました。それも含めて1984年のロス疑惑報道とは、日本の報道の歴史を画する出来事といえます。
その後も三浦さんには、折りに触れて手記を書いてもらい、無罪判決で釈放された直後 や宮城刑務所からの出所直後など、節目節目で登場してもらいました。三浦さんは、あれだけマスコミに叩かれながら無罪を勝ち取った人物として、冤罪事件などで発言するようになり、恵庭事件や和歌山カレー事件(写真右=集会で発言する三浦さん)でよく顔をあわせるようになりました。
そうした長年にわたる親交があったゆえですが、今回の逮捕については当日夕方からたくさんの新聞からコメント取材を受け、その後も連日のように取材を受けました。テレビではコメント取材だけならあちこちに出ましたが、大きなものでは2月24日のTBS「報道特集」生出演がありました。佐木隆三さんがわざわざ九州から飛行機で駆け付け、TBSの杉尾秀哉さんと3人でスタジオでトーク。司会は田丸美寿々さんでした(写真左下)。
雑誌では『週刊新潮』『AERA』『週刊朝日』などに登場。特に3月12日発売の『週刊朝日』では約1ページにわたってコメントが掲載されています(写真右下)。
連日の大報道であっという間に2週間以上が過ぎてしまいましたが、三浦さんと親しい人たちの間で、ようやく何か支援をしようという話が広がっています。3月20日に集会が予定されており、そこで支援する会が立ち上がることになりそうです。また、メディア訴訟で知られる三浦さんのこと、将来のことを考えて、今回の報道についても検証していこうという話が出ています。『創』5月号(4月7日発売)では、そうした報道の検証を始め、ある程度のページをとって報道する予定で、三浦さん本人の肉声もお伝えしたいと考えています(写真下=三浦さんの獄中手記を掲載した『創』1986年12月号)。
『創』編集長・篠田博之
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