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篠田博之の「週刊誌を読む」

『週刊文春』斉藤由貴ダブル不倫騒動

 このところ木曜日になると芸能マスコミが騒ぎ出すというパターンが続いている。木曜発売の『週刊文春』と『週刊新潮』が競いながらスキャンダル報道を続けているためだ。 

 先週の『週刊新潮』の今井絵理子議員の不倫騒動に続いて、八月三日発売の『週刊文春』8月10日号がぶちあげたのは「斉藤由貴 背教のダブル不倫」。このところドラマでの活躍で人気が復活しつつあると言われる斉藤さんのスキャンダルだ。

 不倫の相手とされたのは主治医の男性で、斉藤さんは同誌発売日の夜に会見。医師には好意を抱いているが不倫関係ではないと釈明した。記事の中でも二人は不倫を否定しているのだが、それでも『週刊文春』が報道に踏み切ったのは、二人が映画を観た帰りに手をつないでいる光景を撮影できたからだろう。

 同誌は発売前日の二日にウェブサイト「文春オンライン」で速報。芸能マスコミの取材が殺到したために本人が会見し、それをまたワイドショーが大きく取り上げて騒動になった。このパターンも最近定着しつつある。

でもどうなのだろう。政治家の場合はともかく、芸能人のプライベートな話をこんなふうに頻繁に大騒動にしていくことにうんざりしつつある読者も少なくないような気がするのだが。

 さて最近気になるのが、眞子さまの婚約をめぐる週刊誌報道だ。七月に予定されていた婚約の正式発表が豪雨被害に配慮して延期されたのだが、『女性セブン』8月17日号は「眞子さま婚約者の語られぬ家族の身上書」という記事を掲げている。それによると、当初の祝福ムードから時間がたつにつれて皇室周辺から婚約についてあれこれ心配する声が出始めているという。

 もともと相手の小室圭さんの年収などについて気にする声はあったらしいが、七月半ばに小室さんが秋篠宮邸を訪れた際のラフな服装についても批判的な声が出たという。

 『女性セブン』は7月13日号でも「眞子さま婚約会見目前!オクから聞こえる不協和音」という記事を掲載していた。皇族との結婚となるといろいろな声が出てくるのは予想されたことではあるのだが、果たして大丈夫なのだろうか。

 

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