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篠田博之の「週刊誌を読む」

離婚騒動「松居一代劇場」と週刊誌

『週刊文春』の言葉を借りれば「日本中を戦慄させている松居一代の船越に対する壮絶な復讐劇」、収まる気配がない。松居さんが公開している動画は『週刊新潮』7月20日号によると、彼女の息子の友人でベンチャー企業で映像クリエイターを務めている人物が制作していたという。

その人物の家に松居さんは身を寄せていたようだが、『週刊新潮』が嗅ぎつけて直撃。松居さんが早朝、コンビニに買い物に出た姿を隠し撮りして掲載した。居場所をつきとめられたことを知って、松居さんは既にその家を後にしたという。

もともとこの騒動、四月に松居さんが自殺を図るため、別居していた夫の船越英二さんの家に入ったところ、二冊のノートを発見したのがきっかけだった。松居さんが後に「恐怖のノート」と呼ぶそれを読んで、彼女は「死んでる場合じゃない」と思ったという。夫が不倫をし、松居さんの財産を奪い取ろうとしていることがわかったというのだ。

その後の経緯は『女性セブン』7月27日号によると、松居さんが五月に『週刊文春』編集長に手紙を書いて夫の不倫のネタを持ち込んだ。そして記者とともに不倫相手とにらんだ知人女性がいるハワイに渡って取材を敢行。しかし、確証は得られなかった。      

『週刊文春』は船越さん側にも取材して、結局7月13日号の記事は松居さんの思惑と大きく異なるものとなった。松居さんは、事前に見せるという約束も反故にされたと「『週刊文春』は私をだました」と動画で激しく非難した。

その『週刊文春』は7月20日号で「松居一代『虚飾の女王』」と題して松居さんの主張に反論。「恐怖のノート」の中身も具体的に紹介したうえで、不倫の証拠と言えるようなものではないと書いている。

船越さんと意を通じて自分を付け回していた、と松居さんが動画で非難していた『女性セブン』も、7月27日号で「松居一代がひた隠す『7つの嘘』」と題して、松居さんに反論している。

ネットで自説を展開する松居さんを週刊誌が批判するという構図ができつつあるが、この騒動、今後どうなるのか。

 

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