トップ> 篠田博之の「週刊誌を読む」 >自らがネタ 大丈夫? 「くらたま」妊娠 相手は「だめんず」

篠田博之の「週刊誌を読む」

自らがネタ 大丈夫? 「くらたま」妊娠 相手は「だめんず」

 「くらたま」こと倉田真由美さんが、七月七日発売の『週刊朝日』と『SPA!』を皮切りに、週刊誌や新聞の連載で、次々と自分自身の妊娠ネタを披露した(律儀にも東京新聞でも!)。

 たぶん『週刊新潮』とかでスキャンダルふうに暴かれるのを恐れ、それなら先に自分からギャグにしてしまえ!という戦法なのだろう。一歩間違うと「自爆」になりかねないパターンだが、週刊誌連載では二週にわたって引っ張るほどの盛り上がりようだ。

 『週刊朝日』の連載「フリドラ男」では7月17日号でページを拡大。「7月で38歳になる今年、第2子を妊娠した」で始まる一文で、結婚はするかどうか未定、相手の男性は「バツ3」で「ものすごい数の女と性的関係を結んできている」、しかも借金を抱えており、くらたまにも借金している......と、まさに「だめんず」であることを告白した。

 記事につけた四コマ漫画では、心配する友人にくらたまが「彼にとって私は特別だって思えるんだよね。だから大丈夫だよ!」と告げるのだが、「でもそれ過去の3人の奥さんたちも全員思ってましたよね」と返され、「ぐうの音も出ない」とつぶやく。

 そして翌7月24日号では、前回彼氏を「600人斬り」などと書いたために、大反響があったことを告白。彼氏のもとへ過去の女性から「私は何番目だったの?」といった電話やメールが殺到。でも本人は顔も名前も分からなくなっていたというオチをつけた。

 もちろん『SPA!』の人気連載漫画「だめんずうぉ~か~」でも二週にわたって自分の話を披露。さらに『AERA』7月27日号にも、その彼氏と二ショットで登場した。

 「だめんずうぉ~か~」は、「だめんず」に籠絡され痛い目に会う女性を、作者のくらたまが距離を置いて見ながらツッコミを入れるという漫画だが、今回の自分ネタでは、ボケとツッコミを両方自分でやらないといけない。そこをきちんと作品として成立させているのはさすがプロ。

 でも『AERA』インタビューを見ると、どうやらくらたま、本気で今回の彼氏にホレてしまったらしい。大丈夫かなあ~。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 自らがネタ 大丈夫? 「くらたま」妊娠 相手は「だめんず」

このブログ記事に対するトラックバックURL: