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篠田博之の「週刊誌を読む」

とんでもない「不倫告白」/ 乗せられ?若手俳優話しすぎ

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何とも、とんでもない展開になってしまったのが、花田勝さんと離婚した花田美恵子さんの不倫騒動である。
発端は『週刊現代』11 月3日号のスクープだった。「花田美恵子『11歳年下俳優』が”泥沼不倫”を告白『伊藤英明とも』」。記事中に三年前に美恵子さんと半年ほど交際したという青木堅治という「11歳年下」俳優の証言が出てくるのだが、これが何ともバカヤローなコメントなのである。 

「デートは食事をしたり、時には彼女の自宅近くで車の中で話すだけということもありました。もちろんカラダの関係もありました。そのために二人で会う場所は青山にある『U』という会員制のホテルが多かったですね」 
 こういう赤裸々な話が続くのだが、仮にも相手は結婚して子どももいる有名人女性である。たとえ本当だとしてもフツーここまでしゃべらないだろう。週刊誌がよだれをたらして喜んでいる姿が目に浮かぶ。交際を誘ったのはこの俳優からだというし、しかも美恵子さんに二百万円も借金をした話まで披露している。そんな発言でどんな騒ぎになるか、考えないのかお前は!と誰もがツッコミを入れたに違いない。 

 案の定、発売前日から芸能マスコミは大騒ぎになり、美恵子さんの所に取材陣が押し掛けた。本人は「一線を越えた付き合いではありません」と否定したというが、気の毒だとしか言いようがない。そしてこの青木という俳優には、売名行為だとか、週刊誌に幾らもらったのかといった非難が押し寄せたらしい。
 それに対してこの俳優がブログで謝罪したのだが、これがまたバカヤローな内容なのだ。「過去のこととはいえ、自分のとった行動は軽率だったと深く反省しています」と、週刊誌にべらべらしゃべったことでなく、その不倫の方を謝っているのだ。そうじゃないでしょう!とまたツッコミを入れたくなる。
 でもその後のブログを見ると、騒動の結果、俳優の所属していたバンドは解散、本人も芸能活動自粛になってしまったらしい。しかも週刊誌にべらべらしゃべったのは事務所の週刊誌との交渉のまずさからで、本人は売名のつもりも金銭授受もなかったという。つまり週刊誌にしてやられたというわけだ。意外とこれが真相かもしれない。でもそうだとしたらこの事務所のマスコミ対応のまずさは相当で、むしろその方に驚いてしまう。

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