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NHK受信料督促裁判を考える

7月28日、受信料拒否裁判、判決は敗訴でした

既に結果をアップしてくれた人もいるようですが、2年以上にわたった受信料支払拒否裁判の判決が、本日7月28日午後1時10分から東京地裁709号法廷で言い渡されました。

裁判長は主文の朗読だけで、以下省略として退廷。何と2分くらいで法廷が終わってしまいました。きょうはさすがに傍聴席はほぼ満席で、ちょっと遅れて来た人は、もう終わったよと言われて驚いていました。

判決は、NHKの言うように不払いのお金を払え、と命じたものでした。被告の2人とも、一度は支払に応じているので契約は成立したことになっていると認定されました。裁判で主張した、そもそも受信料制度そのものが問題で、強制的な徴収は憲法違反ではないかとの主張は、憲法違反にはあたらない、と退けられました。

敗訴したとしても、受信料制度や公共放送のあり方について、判決で1行でも踏み込んでくれれば、と被告側は期待していたのですが、それは全く無視されました。終了後の会見で弁護団長の梓澤さんは、こうコメントしました。

「2年以上にもわたって議論してきたのに一言も本質に触れないというのは、WHY? 裁判長、なぜですか?と言いたい。狐につままれたような気持ちです」

被告側は控訴の意向で、裁判は高裁にかかることになりました。

ところで、きょうはNHKの弁護団が何やら慌ただしい様子。実は番組をめぐって右派のグループから集団提訴を受け、今後はそちらも受信料拒否運動を行う方針。NHKも大変なようです。

 

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