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編集長の目

いよいよ師走、気になるテレビ界

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 12月に入って採用情報もどっと増えたし、就職活動もいよいよ本番という感じに
なってきました。マスコミ志望の場合は、自分の就活スタイルを作るのが肝要。
マイペースを確保し、あまり外部に振り回されないようにした方がよいと思います。
でも、そのためにも情報に対しては食わず嫌いにならず、しっかり情報収集を行う
必要があります。
 で、ちょっと気になるのは、このメルマガで2回にわたって出版労連の就職フォー
ラムを紹介し、ぜひ参加した方がよいとお薦めしたのに、
実施後になって「知らなかった~」という人が意外と多いことです。
このフォーラムは、会社側(人事部)と別に出版社などの社員が主体となって
志望学生のために自分たちの仕事を説明しようという趣旨で行われたものです。
実際、先日小学館を会場にして行われたものでは、小学館の現役社員などを中心に、
少人数の受講者との密度の濃いやりとりが行われました。いわばグループOB訪問を
社員の側がセットしたようなケースです。こういう役に立つイベントにはぜひ
多くの人が参加してほしいと、このメールマガジンでも強調しているのですが。
 時々、こういうお勧めイベントを、有料だからと敬遠してしまう人がいるのですが、
無料か有料かでセミナーに参加するかどうかを決めてはいけません。
本当に中身の濃いセミナーは、むしろ有料の場合の方が多いと思ってください。
有料といっても低価格ですから、ぜひ中身を判断して、自分がどのセミナーに
参加すべきか判断してください。


 さて、最近気になる情報は、TBSが来年春から、「ニュース23」をやめる代わりに
午後7時台にニュース番組を設けると発表したことです。日本テレビも同様のことを考えている
と言われるし、テレビ朝日は既にこの秋から、月曜夜7時に本格的なドキュメンタリー
番組を新設しました。今まではクイズとバラエティばかりで、見る番組がないと
言われたこの時間帯が来年から大きく様変わりしそうで、これはテレビ界にとっては
大きな転換といえます。テレビ志望の人はこの動きに注目してください。
 どうしてそういう動きになっているかなど、テレビ界をめぐる動向については、
明日6日発売の月刊『創』1月号で「テレビ局の徹底研究」という大特集を組んでいます。
この号は、「筑紫哲也さんの死を悼む」という特集も掲載しています。
この時期から「創」はマスコミ志望者向けの大特集を組んでいくのですが、
詳しい内容はこちらをご覧ください。   (篠田博之)

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