月刊「創」ブログ
田代まさしさんの初公判で明らかになったこと
12月7日に田代まさしさんの初公判、続いて9日に一緒に逮捕された女性の初公判と、薬物事件が大きく動き出しました。14日には田代さん本人に接見もしました。詳しい報告は次号の月刊『創』で行いますが、ここで簡単な感想のみ書いておきます。
7日の田代さんの公判は、傍聴希望者が長蛇の列でした。通常、こういう場合は、芸能マスコミが傍聴券を確保するために並ばせた人たちで、彼らは実際は法廷に入らないというのが相場ですが、今回はそうではありませんでした。報道陣のほかは、中高年の男女が傍聴席を満席にし、どうやらあの田代まさしを見たいと思った一般市民なのですね。最前列に座った女性は、昔からのファンで、手錠姿の田代さんを見たとたんに泣きだしていました。
起訴状に対して田代さんは概ね事実関係を認めましたが、女性の自宅から大量に押収された薬物については、自分が金を渡していたのだから購入していたことは知っていたが、どのくらいの量がどのように保管されていたか細かくは知らなかったと述べ、共同所持についての認否は保留しました。
そのあと検察官は冒頭陳述で、具体的に田代さんが再び薬物に手を染めていった経過を詳しく語りました。購入の指示ややりとりを携帯で行っていたため、その記録が全て証拠になったようです。ちょっと驚いたのは、7月頃、本格的に薬物を購入するようになってからの田代さんののめり込み具合でした。8月には売人に50万円を振り込み、その後も計40万円というふうに、かなりの金額をつぎこんでいるのです。
逮捕された女性の公判では、押収された薬物が大量だったことについて訊かれ、使用量などよくわからぬままに買ってしまったと被告人本人が証言していました。たぶんそういうことなのでしょうが、計100万円もの金を次々と投入していたのには驚きました。だいぶ仕事も順調に入り、金銭的余裕もできつつあったとはいえ、昔のような芸能人というよりステージをコツコツとこなしていた田代さんにとって、小さい金額ではないと思ったのです。逮捕されるまでの1~2カ月は一気に以前の薬物依存者に戻ってしまったかのようでした。
薬物の恐ろしさは、それをほしいとなったら、身の破滅を招くような事態にまで突き進んでいってしまうことです。夏以降の田代さんは、それが破滅の道だと知りつつも薬物依存が止まらない状態だったといえます。
次回公判は1月14日午前10時から。一方、女性の方は1月6日午後1時半から。女性は初犯ですから執行猶予がつく可能性も高く、この第2回で結審する予定です。田代さんの公判は次回でも終わらず、予想以上に長引きそうな感じです。
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