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コラム「編集長の目」第40回:就職ガイダンス

 このメルマガを読んでいるのは大部分4年生だと思うが、新3年生も少しずつ動き出しているようだ。前回書いたように大学の就職課主催のガイダンスが間もなく始まるので、予定を書いておこう。最初は津田塾大学で4月27日16時20分~。次が学習院大学で5月10日18時10分~(就職課主催ではないのかも)、東京国際大学6月9日16時40分~、明治大学6月15日18時~、学芸大学7月5日15時半~といった具合。「私の大学でも開いてほしい」と言ってくる人もいるが、基本的に就職課主催のガイダンスなので、就職課に希望を出してほしい。

 そのほか5月8日から日本エディタースクールで雑誌論の講義を受け持つ。就職活動をしながら編集の基礎も学びたいという人は、こういう専門学校に通うのもよいと思う。日本エディタースクールの詳しい案内はこちら

 4月15日からは毎週土曜日に東京経済大学大学院の授業も始める。初日のこの日は、授業を早めに切り上げて院生を誘い、渋谷に映画を見に行こうと思っている。知り合いの女性ビデオジャーナリスト古居みずえさんの「ガーダ パレスチナの詩」で、上映後ビデオジャーナリズムをめぐるトークも行われる。就職試験に追われている人たちはパレスチナどころではないだろうが、関心ある人はぜひどうぞ。

 古居さんは37歳まで普通のOLだった女性だが、大病を患って奇跡的に助かり、「一度きりの人生なのだから何か表現する仕事をしたい」と、40歳で一念発起してジャーナリストをめざし、単身パレスチナに乗り込んだという人だ。これからジャーナリズムをめざそうという人たちには、その生き方を含めて参考になるはず。今回上映の「ガーダ」は彼女の初監督作品だ。映画についての情報はこちらを参照のこと。

 目先の受験勉強も大事だけど、自分は一体何のためにマスコミをめざすのかといったことも、こういう機会に考えてほしい。 …って、毎回このセリフ言ってるな(笑)。   

                                               (篠田)

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