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今月の佐藤優さん

『創』12月号カラーグラビアより

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  200712051507000.jpg  さる10月13日、都内で「響かせあおう死刑廃止の声」と題する集会が開かれた。毎年、10月10日が世界死刑廃止連盟の「世界死刑廃止デー」とされ、世界各地で記念企画が行われるのだが、日本では週末の13日に集会が開かれたものだ。

 冤罪事件の免田栄さんの講演や、田鎖麻衣子弁護士による死刑をめぐる情勢報告、死刑囚の表現活動を顕彰する大道寺幸子基金応募作品の紹介などに続いて、メインイベントとして登壇したのが、この3人である。安田好弘弁護士、佐藤優さん、それに鈴木宗男議員だ。3人とも獄中体験を持ち、死刑制度についても論評してきた。

 トークは安田弁護士による「大変ディープな3人ですね」という言葉と会場の爆笑によって幕を開けた。その後もユーモアあふれる話に会場は爆笑の連続。その主な部分は本文P48~をご覧いただきたい。

 韓国が今年、死刑執行のない状態が10年続いたことをもって事実上の死刑廃止国になるなど、世界の趨勢は死刑廃止へ向かっているのだが、日本はむしろ重罰化の流れで死刑判決が急増している。この現状をどう見るのか。多くの問題を提起して集会は幕を閉じた。

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