今年は各社採用数を減らしているようで、マスコミ志望者にとっては例年以上に狭き門となっているようです。これからマスコミ就活を続ける方には、ぜひがんばってほしいとエールを送ります。

　ひとつ知っておいてほしいのは、マスコミは特定の会社や職種に限定すると倍率100倍1000倍の狭き門ですが、裾野が広い産業なので、とりあえず目的の職業に就く、業界に入るという意味であれば、がんばって受けていけば、ほぼ100％の人が就職可能です。もちろん的外れな就活をしている場合は別ですが、普通の能力・適性を備えていれば大丈夫でしょう。

　そして新卒でいきなり希望会社に入るよりも、いったん業界に入って、転職という方法で第一志望の会社を狙う方が、思った以上に可能性は高いのです。さまざまな会社の募集要項をみるとわかるとおり、特に番組制作会社や編集・記者は、経験者が優遇されます。業界内でコネクションや実績を作ることも大切なのです。時々何年も就職浪人している人がいますが、声を大にして言いたいのですが、まず業界に入ることが先決です。

　問題は中小マスコミの募集情報は、なかなか入手できないことです。大学の就職課の求人情報は、ほとんど大手のみですから基本的に情報収集は自分でやらねばなりません。そのためにも、マス読メールマガジンを活用してください。

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