NHK受信料督促裁判を考える

弁護団会見!

Kaiken4    

 

  きょう4月4日午後1時半から、東京地裁でNHK受信料支払い拒否裁判が開かれました。今回から 本サイトで紹介しているように弁護団がついたため、被告側の代理人席は弁護士ら7人が座るという状態。NHK側は3人でしたが、さぞ驚いたのではないでしょうか。ちなみに傍聴席も一般席は15しかないような小さな法廷なのですが、傍聴希望者がたくさん集まり、地裁玄関前で抽選が行われる事態となりました。弁護団は現在10人ですが、さらに増えていく予定で、大きな裁判となったため、次回からはもっと大きな法廷に移る可能性が出てきました。
 

   弁護側は、単なる契約手続きで争うだけでなく、放送法やNHKの公共放送としてのあり方そのものについても議論し、憲法論にまで入っていく方針であることを、きょうの法廷で明らかにしました。
 

   続いて3時から司法記者クラブで弁護士3人が会見。ここで、現在、3人の法的督促を受けた人たちの代理を依頼されているが、今後同様の法的督促を受けた人については代理人を務める意志があることを正式に表明しました。もちろん無報酬で、という意味です。
 

  裁判は次回期日が6月27日。被告が意見陳述を行う予定です。他の2件の裁判も、弁護 側は併合してほしいと裁判所に要請しており、受信料督促裁判が当面3件、一緒に審理されていく可能性があります。今後、被告も増える可能性があり、場合によってはかなりの大型裁判になりそうです。この裁判がどう闘われるかは、今後の受信料義務化論議に大きな影響を与えるのは必至です。
   

  なお、現在の被告3人のうち2人は、このサイトで最初に紹介した青木さんと、このサ イトを通じて連絡をとってきた男性です。これら法的督促を受けた本人以外にも、このサイトへ連日、受信料支払い拒否者などからメールなどが送られてきており、相手の了解を得て、今後、順次紹介していくつもりです。
 

    掲示板を設けることも検討していますが、当面は下記メールアドレスへ連絡ください。特に、法的督促を受けて裁判で闘うかどうか悩んでいる人は、ぜひ連絡をお願いします。(月刊『創』編集部 )

連絡用メールアドレス:bookアットマークtsukuru.co.jp

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