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編集長の目

2014年第4回 就職シーズンが微妙に到来?気になる今年の状況

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雑誌が就職特集を掲載し始めた。
少しずつ就職シーズン到来ということなのだろうが、今年気になるのは、
準備が進んでいる人とそうでない人との差があまりに大きいことだ。

採用側はインターンシップを始め次々と企画を展開し、
採用担当者がツイッターやフェイスブックで盛んに情報を流しており、
それについている学生も多いのだが、大学によっては就職モードが皆無
というところもある。

昨年までと違って、その格差が著しいのだ。
たぶん来年度の採用戦線がどうなるのかわからないので、
大学側も対応しかねているのが実情なのだろう。
この状況の結果がどうなるかというと、
来年2~3月になって一気に就職戦線が動き出した時に何の準備もできておらず
慌てる学生がたくさん出そうな感じなのだ。

本当はこの3カ月ほどを利用して、
マスコミの仕事を研究したりOBに会ったりすべきなのだが、
それなしに一気に本番突入、しかも短期集中決戦となると、対応できずに
途方に暮れる学生が大量に出そうだ。

このままで本当に大丈夫なのかという感じである。
就活とは、実際にESを提出する前に、実はやるべきことがたくさんある。
自分が将来どんな職業をめざすのか考えるには十分な時間が必要だ。

実際に働いている人の話を聞きに行くとか、
そういう活動は今の内にやっておかないと、試験が始まってからでは間に合わない。
大丈夫なのか、来年度の就活戦線、という感じである。

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