月刊「創」ブログ最新記事
『三浦春馬 死を超えて生きる人Part5』7/26発売!![『三浦春馬 死を超えて生きる人Part5』7/26発売! 『三浦春馬 死を超えて生きる人Part5』7/26発売!](https://www.tsukuru.co.jp/tsukuru_blog/assets_c/2024/07/%E6%98%A5%E9%A6%AC%E8%A1%A8%E7%B4%99-thumb-874x1240-2306.jpg)
『三浦春馬 死を超えて生きる人Part5』が出来上がりました。書店での発売は7月26日です。なるべく早く入手したい方は創出版のホームページより購入申し込みをお願いします。
2024年8月号 鹿児島県警とメディア/「街の書店」危機への反撃
鹿児島県警とメディア/「街の書店」危機への反撃
特集:鹿児島県警隠蔽事件
◆メディアのあり方についても大きな問題を提起......今西憲之
鹿児島県警不祥事隠蔽とメディア
◆報道機関への異例の強制捜当査事者が語った!......中願寺純則
「ハンター」への家宅捜索全経緯
■新聞メディアは今後どうなるのか......南 彰
朝日新聞から琉球新報へそして「絶望からの新聞論」
■「街の書店が消えてゆく」現状に対して......篠田博之
啓文堂狛江店異例の再開など書店苦境への新たな動き続々
■相模原障害者殺傷事件から8年......編集部
植松聖死刑囚の獄中手記とマンガ
■迫真の映像で事件に迫った労作!......二村真弘
和歌山カレー事件と映画『マミー』
■『アイアム・ア・コメディアン』......日向史有
村本大輔さんに密着した映画
■元「連合赤軍」メンバー獄中手記(9)......吉野雅邦
みちよの死に直面し、心の中にポッカリと穴が...
■三浦春馬さんめぐる悲しい日7・18を前にして...
春馬さん台湾"秘話"と、この4年間
『三浦春馬 死を超えて生きる人 Part5』
予約受付中
大反響の別冊第5弾!
三浦春馬 死を超えて生きる人 Part5
月刊『創』編集部編 ISBN 978-4-904795-81-1
定価 1650円(本体1500円+税) A5判 192頁(うちカラー48頁)
目次
第1章 春友さんたちの「春活」の軌跡
4・5を春友さんが祝った!/春馬くん気配探し旅 洋子/ほっこりカフェライブとツアー/
「応援プロジェクト」モザイクアート/春馬くんと向き合う時間 和ごころ/7・18めぐる様々な「春活」/ゆきひょうさんの鉛筆画/「日本製届け隊」全国制覇/「三浦春馬提灯」感動の経緯/三浦春馬さんを訪ねる旅/京都映画賞「太陽の子」1位/春馬さんを訪ねて京都旅行/新潟シネ・ウインドの「春馬まつり」/ノコノコさんの春馬さん陶磁器/三早希さんから届いた作品/4・5誕生日をどう祝ったか/月乃光さんの作品「光の君」/キャメルングループの本拠地群馬県ヘ/台湾の「城市草倉」閉店/
最後に選んだ"去り方"は本当に悲劇だったのか? 空羽ファティマ
コミックエッセイ キャメルングループの人々withしのださん もっこ
春馬さんを思い描いた私のマンガイラスト 小川秀子
直木賞作家・朝井リョウさんの日経連載小説に春馬さんが...
第2章 春馬さんを想う春友さんたちの声
あの日から3回目の誕生日を春友さんたちはどう迎えたか
あの日から3回目の7・18が訪れた
12月11日、『天外者』特別上映の日に...
「4・5をどう過ごしたか」春友さんたちの投稿
この4年弱...長いようで短かった日々を振り返る
第3章 三浦春馬さんへの想い 空羽ファティマ
三浦さんが望んだ社会を創るために今私たちがするべきこと
昭和感あふれるかつてのドラマ
最後まで夢に向かって生き抜いた二人
自分を追い詰め切った彼が創り出した"春馬君のいた時間"
大切なことはすべて春馬君が教えてくれた
彼が憧れた日本人の原点が根付く1200年の古都へ
"幻の本"『ふれる』にふれる その1
三浦春馬"幻の本"『ふれる』にふれる2
三浦春馬さんの最初で最後のSOS
なぜいまだに三浦春馬さんなのですか?
増える群発地震&子どもの自殺
今、彼が伝えたいと思っていることは、きっとこんなこと
"三浦春馬特集"その終わりと始まり
【マスコミ就職読本】2025年度版1~3巻 発売中!
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![マスコミ就職読本](http://tsukuru.co.jp/masudoku/images/koukoku-frame4pxl.jpg)
2024年7月号 北新地放火殺人事件遺族/能登半島地震と原発
北新地放火殺人事件遺族/能登半島地震と原発
◆あの凄惨な事件の被害者遺族はいま.........伸子
大阪無差別放火殺人事件、犠牲者遺族の思い
◆地元在住ライターの生々しい現地報告......落合誓子
能登半島地震の体験と珠洲原発の恐怖
◆クロ現、Nスぺ、ETV特集と重層展開......石原大史
NHKドキュメンタリー「"冤罪"の深層」制作の舞台裏
◆「街の書店が消えてゆく」現実に対応の動き次々.........篠田博之
一時は「無書店」となった立山町の注目すべき取り組み
■秋篠宮家をめぐって新たな動きが次々と.........篠田博之
秋篠宮家の内情をめぐる週刊誌皇室報道の盛り上がり
■野党もメディアも分断されるなかで.........編集部
経済安保秘密保護法などにペンクラブが抗議声明
●春友さんたちの投稿
この4年弱...長いようで短かった日々を振り返る
●読者の皆さまに感謝をこめて......空羽ファティマ
"三浦春馬特集"その終わりと始まり
三浦春馬 死を超えて生きる人
![miura.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像](https://www.tsukuru.co.jp/books/assets_c/2021/04/miura-thumb-363x514-2132-thumb-363x514-2133-thumb-200x283-2134.jpg)
月刊『創』編集部編
四六判 208ページ 本体1500円+税
ISBN 978-4-904795-66-8
2020年7月18日のその「死」をいまだに受け入れられない女性たちがなぜこんなにも多いのか。
月刊『創』で大反響を呼んだ三浦春馬さんの特集を一挙収録!
パンドラの箱は閉じられたのか 相模原障害者殺傷事件は終わっていない
ISBN 978-4-904795-62-0
本体:1,500円+税
19人の障害者殺害という衝撃的な相模原障害者殺傷事件の裁判は、植松聖被告に死刑を宣告して幕を閉じた。 障害者差別の問題や障害者施設のあり方など、多くの課題が解明されることなく残されたままだ。 詳細な裁判報告や植松死刑囚獄中手記など含め、この深刻な事件に改めて迫った! 大反響を巻き起こした前作『開けられたパンドラの箱』を上回るインパクト!
「試し読み」ボタンからその場で試し読みできます。そのまま購入もできます。
詳しい内容はこちら。
篠田博之(『創』編集長)
定価:本体1500円+税
ISBN 978-4-904795-58-3
皇室タブーを初めて正面から取り上げた衝撃の書!1961年、右翼少年による刺殺事件が出版界を恐怖に陥れ、深沢七郎さんの小説「風流夢譚」は封印された。その後50年を経て、封印は解かれつつあるのだが、果たして出版界は皇室タブーの呪縛から逃れられているのだろうか。皇室を扱った表現がその後も回収や差し替えにあっている現実をたどることで何が見えてくるのか。改元と天皇の代替わりが単なるお祭り騒ぎだけで終わろうとしている現在、象徴天皇制とは何なのか、改めて考えてみたい。
開けられた パンドラの箱 やまゆり園 障害者殺傷事件
ISBN 978-4-904795-53-8
本体:1,500円+税
2016年、19人の障害者を刺殺した衝撃的なやまゆり園事件。障害のある人たちの恐怖がいまだに消えないのと対照的に一般の人たちにとっては事件は過去のものになりつつあるかに見える。植松聖被告の動機の解明もできず、事件を二度と起こさないためにどうするかという社会的対策も何も講じられない状態で、この事件をこのまま風化させてよいのだろうか。
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詳しい内容はこちら。
鈴木邦男さん新刊!「言論の覚悟 脱右翼篇」発売!
![言論の覚悟 脱右翼篇](https://www.tsukuru.co.jp/books/assets_c/2017/09/%E8%A8%80%E8%AB%96%E3%81%AE%E8%A6%9A%E6%82%9F%E3%83%BB%E8%84%B1%E5%8F%B3%E7%BF%BC%E7%B7%A8-thumb-200x290-1817.jpg)
『言論の覚悟 脱右翼篇』 鈴木邦男 著
ISBN 978-4-904795-48-4
2017年9月16日発行
本体:1,500円+税
〈本文より〉
今は世の中がどんどん右寄りになっている。僕を超えて時代の方が右になっていく。僕は変わってないのに、「こいつは左だ」「もう右翼じゃない」と言われることが多い。この変化は何なのか。僕はもう「右」も「左」も超えたと思っている。「左になった」と言う人には、勝手に呼んでくれ、と思う。詳しい内容はこちら。
雨宮処凛さん新刊!「不透明な未来のための30章」発売中!
![不透明な未来のための30章](https://www.tsukuru.co.jp/books/assets_c/2017/07/cover-thumb-200x292-1794.jpg)
『不透明な未来のための30章』 雨宮処凛 著
ISBN 978-4-904795-47-7
2017年7月15日発行
本体:1,500円+税
本書あとがきより
この3年間、世界は大きく変わった。これからこの国が、世界が、そして私たちがどうなっていくのか、それは誰にもわからない。そんな不透明な未来の前で、この本が、ほんの少しでもあなたの思考の役に立てたら、こんなに嬉しいことはない。詳しい内容はこちら。
森達也さん新刊!「同調圧力メディア」発売中!
『同調圧力メディア』 森達也著
ISBN 978-4-904795-46-0
2017年4月19日発行
本体:1500円+税
あの映画「FAKE」を世に問うた監督の極私的メディア論!「忖度(そんたく)」が横行する日本社会の元凶は、同調圧力を強いるマスメディアが元凶なのではないか!『創』連載をまとめた森達也さんのメディア論の真髄! 詳しい内容はこちら。
![](/masudoku/images/yomihoudai_banner.png)
対決対談! 「アイヌ論争」とヘイトスピーチ
生ける屍の結末─黒子のバスケ脅迫事件の全真相 発売中
月刊『創』 電子書籍版 発売開始!
・連続放火事件で服役中の「くまぇり」初の獄中手記
・スクープ!くまぇりが判決直前に綴った獄中書館
・くまぇりが判決前後に綴った獄中書簡
・「黒子のバスケ」脅迫犯から本誌に届いた手紙
・「黒子のバスケ」脅迫犯が私に語った衝撃の真相
・「黒子のバスケ」脅迫犯の意見陳述全文掲載!/他
・二極分化のなかで映画界はこれからどうなる?
・最大の映画製作会社・テレビ局の映画事業
・ドキュメンタリー映画の現状と新たな可能性
・マンガ市場の激変
・『進撃の巨人』が見せた驚異の快進撃
・メディアミックスの核となるTVアニメをめぐる変容/他
和歌山カレー事件 獄中からの手紙 発売中
和歌山カレー事件・林眞須美死刑囚からの手紙
2014年7月17日 創
2014年7月16日、和歌山カレー事件・林眞須美死刑囚からの手紙が届いた。といっても確定死刑囚は弁護士と家族以外、基本的に接見禁止だから家族経由だ。林眞須美死刑囚の獄中手記などをまとめた『和歌山カレー事件 獄中からの手紙』(創出版刊・定価1000円+税)が15日に発売されたのだが、その本を手にした感想を書き送ってきたのだった。
7月19日(土)14時からは「エルおおさか708号室」で毎年恒例の和歌山カレー事件を考える集会が開催される。19日の集会では、この養子縁組した男性に眞須美さんの近況について話していただくし、弁護団報告はもちろん、支援する会代表の鈴木邦男さんら大勢の関係者が駆けつける。健治さんもぜひ参加してほしいと声をかけているが、この暑さで体調がすぐれないため当日どうなるかわからない。死刑について、カレー事件について関心のある人は、ぜひ19日の集会に参加してほしい。詳細は下記の「林眞須美さんを支援する会」のホームページをご覧いただきたい。
命が踏みにじられる国で、 声を上げ続けるということ 発売中
安倍政権のネット戦略 発売中
ぢぢ放談―激闘篇 絶賛発売中
![生涯編集者書影.jpg](images/shogai_l.jpg)
創出版 定価(本体1400円+税) 四六判並製240ページ
月刊『創』の編集長が、創出版を興して今年で30年になるのを機に、関わって来た事件や様々な経緯をまとめた一冊。『創』は、もともと1982年の商法改正で、それまでの発行元が休刊を決定。それに納得できずに、当時の編集者が自力で発行を継続したものです。この何年か、総合月刊誌が次々と休刊していくなかで、雑誌を出し続けることの意味や、ジャーナリズムの責任といったことを問題提起したのが本書です。
『創』の場合、映画『ザ・コーヴ』上映中止事件など言論・表現をめぐる様々な事件について、運動を展開することで現実に関わりつつ、それと連動させて誌面づくりを行ってきたという特徴があります。また宮崎勤死刑囚や林眞須美死刑囚、それに女優・三田佳子さんの二男や田代まさしさんの薬物事件などには、当事者に接近して、独自のスタンスから報道を行ってきました。そうした誌面づくりそのものが、ジャーナリズムのあり方についての一種の問題提起だったといえます。
7月31日付の朝日新聞が生活面で創出版刊『負けないで!』の著者・小笠原恵子さんを大きく報道しました。直近の試合で眼底出血したことでもわかるように、女性でプロボクサーになるということ自体大変なのに、そのうえ聴覚障害で耳が聞こえないという困難を努力によって乗り越えたのが小笠原さんです。小中学校時代はいじめにあったり、不登校に陥ったり、高校時代は親や教師に反発して停学処分を受けたりもしました。逆境のなかで培われたハングリーさが、彼女をボクシングに向かわせたのだと思います。「耳の聞こえない女性がプロボクサーなどとんでもない」と門前払いされながらも、プロへの道をあきらめず、昨年、念願のプロとしてリングに立ったのでした。
決してあきらめずに可能性に挑戦していこうとする小笠原さんの勇気に共感し、彼女の生き方を多くの人に知ってもらおうと出版を企画したのは今年2月のことでした。彼女は不登校で中学3年の時はほとんど授業に出ていないのですが、今回、出版を機に、かつての教師と再会するなど、著者にとっても本を出すのは自分を見つめ直す作業でした。また。彼女の家族は妹も聴覚障害ですが、その家族と半年間つきあったことで、編集者としてもいろいろなことに気づかされました。
これは聴覚障害者の間では常識らしいのですが、子どもが聴覚障害だとわかった時、まず母親がしたことは、家中の家具に名前のカードを貼って、「物には名前がある」ことを教えることでした。また小笠原さんに本などを送る時、宅急便の送り状に電話番号を書けません。彼女の家族は両親とも共働きで、姉妹が家に居ても電話に出られないからです。我々は想像力を働かせないと、聴覚障害の人たちの立場に立って物を考えることができないのですが、そういう想像力を働かせることは我々にとってすごく大切であることを気づかされました。
耳の聞こえない人がどうやってプロボクサーとしてリングで闘えるのか。興味深いそのことはぜひ本を読んで把握して下さい。きょうの朝日新聞の記事でも書いていますが、「音の振動を全身で感じる」ということなのですね。ちなみに小笠原さんをプロデビューさせたジムの佐々木会長も視覚障害者です。小笠原さんは、この会長に大きな影響を受けたのです。いろいろなことをかんがえさせてくれる本『負けないで!』をぜひ多くの人に読んでほしいと思います。小笠原さんについては、テレビドキュメンタリーや映画の企画も既に出ています。
ISBN 978-4904795095
2011年5月16日発行
定価 1,500円+税
この数年間、日本社会の格差拡大を背景に、ワーキングプアと呼ばれる貧困層の増大が大きな社会問題になっています。この問題の象徴的存在といえば、湯浅誠氏と並んで、雨宮処凛さんが第一人者です。ゴスロリファッションという独特のいでたちもあって注目されていましたが、この1~2年は厚生労働省の研究会の委員に任命されるなど、貧困問題のシンボルになりつつあります。
本書は、その雨宮さんが月刊『創』で3年間連載してきたものをまとめたもので、貧困問題の渦中で雨宮さんが奮闘してきた激動の日々のドキュメントです。それは同時に、この何年かの日本社会のドキュメントでもあります。