大手新聞、放送局の動きに注意。日経や読売の動きはどうなる?

  TBSやテレビ朝日など、例年動きの早い会社は今年も同じ。テレ朝など ESの書類選考が終わり、既に涙をのんだ人もいるようだ。一方で新聞社や NHKのインターンシップ募集も行われているが、これが要注意。読売 新聞などかなりの受講者に呼び出しをかけていく。日経の場合は第1回試験 という名称で採用試験であることを明示して選考が行われるのだが、読売の 場合は、「記者カフェ」「読売カレッジ」などの名称で行われるインターン シップを活用したことだ。3月以降はコロナ禍で恒例の「総支局訪問」ができ なくなったが。2月以前の事前選考組はそれを実践している。
 例えば『マス読』でも紹介したが、こういう内容だ。
《1日目、東京本社に集合。ここで初めて行き先が告げられます。記者(地方部) が学生4人を引率して支局まで移動。移動中は記者と交流。到着後、支局長から 説明の後、取材実技。「幕張にI R導入は賛成か反対か」という課題を与えられ、
読売の腕章をつけて街に出て、通りすがりの人に取材して記事を執筆。取材時間 1時間・原稿執筆1時間、それぞれ時間が区切られています。その後、原稿講評と 懇親会》
 実技は2日目も続くのだが、実はこれ、行われたのが昨年の12月中旬。「記者 塾」という名称で選考が行われている。インターンシップを受ける人は、それが 採用直結であることを認識して臨んでほしい。次回はNHKの動きを紹介しよう。