共同通信に続いて読売と秋採用の募集が続々と出始めました

読売新聞社が秋採用の募集を始めました。しかもいきなり「間もなく締切」
という感じです。先頃の共同通信社の秋採用募集も突然でした。今後、他社にも同様の動きが出て来る可能性があります。今年は、昨年までの春の採用試験が夏にずれ込んだので、秋採用がどうなるかというのは多くの志望者の関心事でした。で、どうして今年の秋採用がバタバタと動き出したかというと、その前の夏の定期採用で内定を出して、辞退者が出るのを見ながら秋採用を決めているからなのですね。今年は採用日程が混戦模様だったため、各社ともなかなか先が読み切れない状況が続いています。特に大手新聞社とNHKの内定が出るのがこれだけ遅くなったことで、その前に内定を出していた出版社などに大きな混乱が生じています。つまり内定辞退者がかなり出ているということです。
もともと新聞社などの秋採用は、春採用の辞退者を見たうえでの2次募集という意味合いを持っていたのですが、今年はその秋採用をやるかどうかの見極めがなかなか難しい状況なのです。この後、毎日新聞社などがどう動くのか、敗者復活に賭けたい受験者には気になるところだと思います。内定を出した会社は今、ちょうどその意思確認を兼ねて内定者を呼び出したりしており、それを見ながら調整をしているわけです。波乱含みの今年の採用戦線、まだ動きが続きそうです。