月刊「創」ブログ
日本ペンクラブが3月5日死刑問題でシンポジウム!
瀬戸内寂聴さんの講演と、森達也さん、『創』編集長・篠田、文芸評論家の川村湊さんのパネルディスカッションと2部構成で行います。5月の裁判員制度導入を控えて死刑をめぐる議論が広がり、読売新聞、毎日新聞などが連載企画を組んだり、「ニュース23」が連続して特集を組んだりしています。
このペンクラブのシンポジウムは、表現者・言論人の立場からこの問題をどう考えるか探ろうというものです。会場は300人くらいまで入れるところなので、ぜひ多くの人に参加してほしいと思います。ちなみに『創』篠田が昨年上梓した『ドキュメント死刑囚』(ちくま新書)は既に3刷と増刷を重ね、現在約2万部に達しています。
社団法人社団法人 日本ペンクラブ・シンポジウム
「死刑 ― 作家の視点、言論の責任 ― 」
--第27回WiP(ライターズ・イン・プリズン)の日--
獄中作家・人権委員会、言論表現委員会主催
2009年3月5日(木)日本プレスセンター10Fホール
18:00開場・18:30開演・21:00終了(予定) 日本プレスセンタービル10F
定員 250名 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
(先着順・予約不要) 地下鉄/千代田線・日比谷線霞ヶ関駅C-4、
参加費 500円 丸の内線 霞ヶ関駅B-2、
都営三田線内幸町駅A-7
JR/新橋駅日比谷口(SL広場側)
死刑については多くの場で賛成・反対が語られてきた。最近ではメディアと犯罪・裁判報道のあり方も問われている。日本ペンクラブでは作家・ジャーナリストの立場から死刑・死刑制度をどのように見るか、死刑・死刑制度への言論としての視点はどこに置くべきか、裁判員制度導入により市民と死刑のかかわり方はどう変わるかを議論していく。
挨拶 浅田 次郎(作家 日本ペンクラブ専務理事)
「獄中作家の日について」
今野 敏 (獄中作家・人権委員会 委員長)
第一部 講演「作家の視点」
瀬戸内 寂聴 (作家 日本ペンクラブ名誉会員)
第二部 「言論の責任」
森 達也 (作家)
篠田 博之 (「創」編集長・
日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長)
川村 湊 (文芸評論家・
日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会委員)
司会 山田 健太 (言論表現委員会委員長)
[問合せ先](当日は不可)
日本ペンクラブ事務局
TEL:03-5614-5391
E-Mail: info@japanpen.or.jp
日野不倫殺人事件の24年目の現実
1993年12月、日野市のアパートが放火され、子ども2人が焼死した。逮捕された北村有紀恵さんは無期懲役の判決を受け、服役中だ。その彼女の置かれた現実を通して贖罪について考える。 200円(税込)
2018年5・6月号 マンガ市場の変貌
◆『コロコロコミック』『ちゃお』
児童誌のゲーム、アニメとの連動
◆『ジャンプ』『マガジン』『サンデー』
少年マンガ誌三者三様の行方
◆集英社が『マンガMee』立ち上げ
女性マンガの映像化とデジタル化
◆『空母いぶき』『キングダム』など期待作が
実写映画で青年マンガに期待
◆LINEマンガ含め各社のデジタルコミックの現状は
拡大するマンガのデジタルとライツ
◆フジテレビ、テレビ東京のアニメ戦略とは...
アニメ市場拡大とテレビ局アニメ戦略
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コミカライズとKADOKAWAの戦略
◆「海賊版」をめぐる迷走の内幕
「暴走」の末に頓挫した海賊版対策......川本裕司
◇寝屋川中学生殺害事件被告手記(続)
死刑を宣告された私の近況と逮捕をめぐる経緯......山田浩二
◇『DAYS』性暴力事件をめぐる経過報告
『DAYS JAPAN』広河隆一さんの性暴力問題を考える......篠田博之
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性暴力被害者の私が、なぜ加害者との対話を求めるのか......にのみやさをり
◇同性愛差別が続く社会で起きた事件と波紋
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