新型コロナウイルス騒動で就活は大変ですが、こんな工夫も

 例年だとこの時期、街はリクルートスーツ姿の学生が目立つのですが、今年は様相が一変しています。
説明会や就活イベントが軒並み中止になっているためです。
 採用側も大変だし、就活生も不安なことと思います。でもここはめげずに頑張るしかありません。
何とかこの苦難を乗り切りましょう。

 マス読も例年だとマス読ライブを始め、グループOB訪問といっていろいろなマスコミの社員と
交流を深める時期なのですが、今年は3月12日のマス読ライブ広告篇が中止、その前の講談社への
グループOB訪問も中止。その他の活動は当面見合わせになっています。

 ただそこを何とか工夫してと、今回行ったのが下記の試みです。

 出版メーリングリストでは講談社訪問ができなかった代わりに、ライツ部門の社員にみんなの質問を送って答えてもらい、それを共有するという取り組みをしています。一部ご紹介します。志望者の質問と講談社社員の回答です。
《国内ライツについて》
●アニメ化などメディアミックスの案件は講談社から他社に売り込む場合と、他社から話が来る場合どちらの方が多いですか?
▼以前は他社からが多かったと思いますが、ここ数年は講談社=自社で企画を立てること が多くなっています 。
作品の動きを社内で共有し、作品の盛り上がりの時期を見定めながら企画をたて、売り込みをしていく、自社作品ならではの強みを持ってやっているように感じます。

●他のエンタメを扱う企業と比較して、(業務内容などの違いから)どのような人におすすめですか?
▼作家と一緒に作品を作り上げていく感覚は、他のエンタメ企業よりも強いと思います。
作家さんと直にお話をし、二次利用をしながらも、作品に逆に影響を与えることもできます。
それだけに、営業部署ではありますが、作品や作家の指向をより強く理解できる方のほうが望ましいかもしれません。
自分のオリジナリティを強く打ち出すというより、まず作家、作品第一なので、それを理解できる方はよいかと思います。

 以上ごく一部です。