募集情報一覧を公開し、「志望動機」の書き方を解説します

WEBマス読の情報の更新頻度を上げ、これからいろいろな情報を公開していくことにした。例えば、人気の高い電通に合格したのにそれを辞退した学生の体験記など、他ではなかなか読めない手記を今回「合格体験記」にアップした。

「マスコミ就職読本」はマスコミ約1000社の人事部と、昨年マスコミを受験した人たちに取材を行うという膨大な労力を費やして作られており、コンテンツの量は相当なのだが、そもそも最近は採用情報を得るのにネットだけしか見ない人も少なくない。そこで紙媒体を発行するために蓄積した膨大な情報の一端をネットでも公開することにしたものだ。

今回はトップページに、主なマスコミの2017年度採用情報一覧を公開する。マス読メールマガジンで週2回無料配信している情報の一部をまとめたものだが、全体を一覧できることを重視したものだ。最近は募集情報にアクセスするにも各社の採用ページに個別にログインしないと応募締切さえ把握できないなど、情報をとるのに手間がかかるようになったために、一覧性のあるこういうものは貴重だと思われるからだ。随時更新していくが、マス読メルマガには追い付かないので、そちらに登録して配信を受けることをお勧めしたい。

さて3月に入って就活戦線は一気にスタートし、現在は毎日、ESを書く作業に追われている人が多いと思う。そこで今回から何回かにわたって、そういう人のために、「こういう志望動機は要注意」という記述をアップしていく。特別な指摘ではなく、『マスコミ就職読本』第1巻で採用担当者が言っている内容なのだが、マスコミは応募者が多いためか、こういう基本的なことも理解していない人が少なくない。

例えばTBSアナウンス部は「私の笑顔でみなさんに元気を与えたい」という志望動機ではダメだと『マス読』で毎年強調しているのに、いまだにこういう志望動機を語る志望者が少なくない。講談社やNHKの人事担当者も同様にありがちな志望動機の落とし穴を指摘しているのだが、そこで指摘されは志望動機ではどこがどうダメなのか。順次説明していくことにしよう。いや、それでは明日のES締切に間に合わないから早く教えて、という人は、『マスコミ就職読本』を熟読していただきたい。