いったいどうなる!? 9月1日TBS募集開始でアナ戦線波乱

 フジテレビが8月1日に、2013年度採用を大幅に送らせることを発表。採用戦線に衝撃を与えたが、ここに来てまた新たな動きが浮上した。TBSが例年通りの日程でアナウンサーの採用を行うことを9月1日に発表、プレエントリーを開始したのだ。
日本テレビやテレビ朝日はまだ決定していないようで、両社がどうするかで流れは決まるのだが、9月1日時点で発表していないということは、例年通りに行うかどうかぎりぎりの検討を行っているということだろう。
 TBSは倫理憲章を意識してか、採用ページに「人事部より」という見解を公表した。それによると今回募集を始めた採用以外に2012年夏にも採用を行う予定で、2回の採用の機会を設けることで「学業が忙しく就職活動が思うようにできなかった学生の方々が、テレビ局への就職について熟考される時間を設けた上で応募できる環境を用意」したという。つまり来年夏にも受験できることをあらかじめ公表することで、倫理憲章の趣旨への配慮を示そうという趣旨のようだ。
 しかし、今年アナウンサーを志望している人たちは、いったい採用がどうなるか気をもんでいるに違いない。キー局が一斉に採用を遅らせるなら、それはそれで対処のしようはあるが、採用日程が局によって半年も違うことになった時、局間の駆け引きがいったいどうなるのか。恐らく今月中にキー局全体の動向が判明するだろうが、志望者はこのメルマガやwebマス読に注意して情報を見逃さないようにしていただきたい。