テレビ朝日の2019新卒の後期採用募集告知には驚いた

驚きました。昨年12月上旬から筆記試験を開始したテレビ朝日が後期採用募集の告知を始めました。つまり年末年始にかけて行った定期採用についてはもう内定が出ており、そこから辞退者が出ることも勘案しながら夏の採用も行うことを宣言したわけです。昨年も年2回、採用を行っているのでそれ自体は驚くことはないのですが、この時期に「後期採用」といっても、なかには「え?前期採用もう終わったの?」という人もいるのではないでしょうか。つまり、へたをするとマスコミ採用戦線の早い動きについていけず、試験が行われていることさえ知らない学生もいるなかで、既に次の予定が告知され始めたというわけです。

今年は、一部の準備の早い学生と、まだほとんど何もやっていないという学生(後者のほうが多数派ですが)の乖離が特にひどいのが特徴です。就活本番は3月からだと思いこんでいる学生も少なくありません。ますますわかりにくくなっている採用戦線、これでよいのだろうかと率直に疑問を感じます。大学のキャリアセンターはこういう状況をきちんと把握して学生の指導ができているのか、心配です。