渡辺やよい著
『走る!漫画家 漫画原稿流出事件』


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 弘兼憲史ら漫画家の生原稿が大量流出し、古書店で売りさばかれていたことが発覚。昨年、新聞・TVで取り上げられた「さくら出版漫画原稿流出事件」を、第一発見者であり中心となって対応したレディスコミック作家の渡辺やよいがつづった手記。同時に、そうした事件の対応に追われながら、大量の漫画執筆、子育て、家事、犬の看護をこなす女性の日常をユーモラスに描く一冊です。(2004年5月7日発売)


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 走る!漫画家 
 〜漫画原稿流出事件

渡辺やよい著 
定価:1575円(本体1500円+税)
四六判 ISBN 4-924718-59-9
2004年5
月7日発行

 ある日届いた1本のメール。それがよもや1年にわたり漫画業界を揺るがした前代未聞の大量漫画原稿流出事件に発展するとは、そしていちエロ漫画家にすぎない私がその事件に怒涛のように飲み込まれ東奔西走することになろうとは。 ―(本文より)

第1章[事件の発端]  それは一通のメールから始まった
第2章[業界に並みが広がる]  それは一本のファクスから始まった
第3章[被害が広がる]  それは一本の電話から始まった
第4章[「漫画原稿を守る会」結成]   それはバロン先生の一言で決まった
第5章[活動で四苦八苦]  それは記者会見でピークに達した
第6章[漫画家って……]  それは夫の一言で納得した
第7章[ついに原稿戻る]  それは新たな作業の始まりだった
第8章[されど漫画家]  それは走り回りながら決意した

解説:弘兼憲史、いしかわじゅん、さかもと未明

●著者紹介・渡辺やよい
 早稲田大学卒。学生の頃から漫画の投稿を重ね、20歳で『花とゆめ』でデビュー。数年後、レディスコミックに移行し、それ以来過激な性描写で人気を博し「レディコミの女王」の異名を取る。2002年新潮社の第2回R-18文学賞の読者賞を獲得し、以後官能ものを中心に小説にも意欲的に取り組んでいる。著書『そして俺は途方に暮れる』(双葉社)、『夜ごと楽園で君と』(太田出版)
 昨年漫画界を騒然とさせた漫画原稿流出事件は、この人がホームページに立ち上げた話から始まった。弘兼憲史を代表とする「漫画原稿を守る会」の事務局長を務める。

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