トップ> 月刊「創」ブログ > 創出版: 2018年8月アーカイブ

創出版: 2018年8月アーカイブ

植松被告の精神鑑定が異例の延長に

 相模原障害者殺傷事件の植松聖被告の精神鑑定が異例の延長という事態に至っている。身柄を立川拘置所に移送して3月から行われていた鑑定は、7月第2週に数日間にわたる都内松沢病院での様々な検査を経て、7月中に終わる予定だった。それが8月に入っても問診が続けられ、延長となっているのだ。最終的にくだすべき診断内容について、精神科医がこれは簡単ではないという判断をしているためのようだ。

 

最近は雑誌ジャーナリズムの力が落ちたのか、7月のオウム死刑囚の刑執行という多くの人が関心を持っているテーマについて、きちんとした特集を掲げている雑誌が週刊誌を含めてほとんど見当たらないのが寂しい限りです。『創』はもちろん総力特集でこのテーマを取り上げています。安田好弘弁護士の話や新實智光元死刑囚の妻のメッセージは7月27日の集会での内容をまとめたものですが、金曜夜の集会内容を土日でまとめて月曜に校了という力業でした。