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創出版: 2018年2月アーカイブ

 相模原障害者殺傷事件・植松聖被告から昨年に続いて青い表紙の獄中ノートが送られてきた。今回のには、彼が描いた漫画が描かれていた。一昨年、障害者19人を殺害したその動機を自分なりに漫画に描こうと考えたようだ。漫画は相当のページ数にわたるのだが、そこから半分くらいのカットを割愛して14ページにまとめ、2月7日発売の月刊『創』3月号に原画のまま掲載した。この記事の冒頭に掲げたのは、その中の1コマだ。

 

 2月6日、突然宮内庁は、秋篠宮眞子さまと小室圭さんの結婚の延期を発表した。

  結納にあたる「納采の儀」が3月初めに迫っていたから延期発表にはぎりぎりのタイミングだったのだろうが、突然の発表には日本中が驚いた。そして各マスコミが言及しているのが、この間の一連の週刊誌報道との関連だ。

 

 『週刊文春』1月25日号が「小室哲哉"裏切りのニンニク注射"」と題して音楽プロデューサー小室哲哉さんの不倫疑惑を報道。発売翌日の1月19日に小室さんが会見し、引退を表明した。

   一世を風靡した小室さんがそんな形で引退したことの衝撃もあって、賛否両論が沸騰。『週刊文春』の公式ツイッターには非難のコメントがたくさん寄せられ、「炎上」と報じられた。確かにこれまでにないほど『週刊文春』の不倫報道に対する風当たりは強く、堀江貴文さん始め多くの有名人や識者が同誌を批判した。

 嫌な感じが拭えない。秋篠宮家の眞子さまの結婚をめぐって、婚約者である小室圭さんの家庭をめぐるバッシングが週刊誌で相次いでいる。皇室タブーを打ち破る試みであれば賛同するところだが、どうも一連のバッシングはその逆であるように見えてならない。