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映画「ザ・コーヴ」6月9日上映&シンポへ向けて『創』6月号記事を公開しました。(公開終了)

 アカデミー賞長編度ドキュメンタリー賞を受賞しながら、日本では物議をかもし、なかなか公開できないでいた映画「ザ・コーヴ」だが、公開が正式に6月26日に決まった。といっても、先週あたりから劇場に抗議の動きがあるなど、2年前の映画「靖国」騒動と同じ状況になっており、無事上映されるかどうかは予断を許さない。

 この映画については発売中の月刊『創』が森達也、綿井健陽、想田和弘、是枝裕和さんらドキュメンタリー映画の第一人者による座談会を掲載しているが、主要な問題点はこの論稿に尽きているといって過言ではない。そこで今回、『創』では特別にこの座談会をネットで公開することにした。というのも、来る6月9日(水)夜、なかのzero小ホールで上映とシンポジウムを開催することにしており、限られた時間で凝縮された議論をするために、あらかじめ論点整理をしておきたいと思ったからだ。
 9日のシンポでは、映画を全編上映した後に、1時間余の議論を交わす予定だが、マスコミ関係者も多数来る予定で、言論表現に携わる人を含めて熱い議論をしようと考えている。日時・会場などは下記の通り。


●アカデミー賞映画「ザ・コーヴ」上映とシンポジウム
6月9日(水) 18時20分開場  40分~上映(90分)20時20分~シンポ 21時半終了
会場: なかのzero小ホール  参加費:1000円
登壇者:森達也(作家、監督)/ 綿井健陽(映像ジャーナリスト)/坂野正人(カメラマン・ディレクター)/鈴木邦男(一水会顧問)/司会:篠田博之(『創』編集長)
前売り券はローソンにて発売中(Lコード37359)。
当日券の予約は
http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html

 

映画をめぐる『創』誌上座談会はこちらをご覧いただきたい。9日のシンポへ向けて6月8日までネットで全文公開することにした。

(公開終了)
 

上映中止が懸念されるドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」を論じる!

森達也×綿井健陽×想田和弘

 

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