★09年度 日本経済新聞社内定者(1)の筆記対策

 

(1)一般教養・時事問題でとった対策

・定期購読していた新聞をきちんと読み、マスコミ志望の仲間同士で意見交換をした。

・『新聞ダイジェスト』をじっくり読んでやろうと思っていたが、全くできなかった。ただ新聞ダイジェスト社の『時事用語&問題』は、出版時期が遅い(より新しい話題を盛り込める)ため、試験前まで参照できる時事対策本であった。また過去の試験を一回やっておくと、時事問題の勉強にもなるし、解答時間に余裕があるか無いかが把握できて良い。

(2)漢字・国語でとった対策
  
・新聞を読むことは漢字対策にもなった。加えて漢字検定に挑戦してみた(おかげでESの資格欄が空欄にならずに済んだ)。その他としては「あらたにす」で社説やコラムを比較し、その日一番良さそうな文章を書き写す作業もした。

(3)外国語でとった対策

・筆記対策というよりはESに書くためにTOEICの勉強をした。あとは学校関係で英語論文を読むなど。英語は時事的な話題が多いので、日本の新聞であってもそれを読むことは、間接的に英語対策になると思う。

(4)作文・論文でとった対策

文章を書く練習としては、上述の社説・コラム書き写しは一定の役割を果たした。

直接的な対策としては、マスコミ志望仲間で集まって、作文を書いて批評し合ったり、マスコミ講座で作文を添削してもらったりした。
 その過程で、「自分の体験」が大切だと感じたので、印象深い体験を振り返って、なるべく多くの固有名詞を思い出しながら、ネタのストックを作った。

また、関心のある場所に行ったり、人に話を聞いたりして、意図的に体験ストックを増やそうと試みたりもした。

(5)適性検査(SPI・NSPI)でとった対策
 
適性検査があるところは受けなかったので対策はとらなかった。

(6)その他自由にお書き下さい。

 作文が大事なのは、それが筆記試験の段階だけでなく、複数ある面接においてもずっと影響するからだと思う。
 私の例としては、二次面接時に「作文の評価が良いけど、どんな内容のことを書いたの?」と聞かれたり、最終面接時に「文章を書くのに何か特別な対策でもしていたの?」と問われたりした。
 別の新聞社に内定をもらった知人は「作文はいいけど英語はだめだねぇ」と言われたりしている。「作文が大事」なのは、会話の出発点となって、自分の人間性を理解してもらう機会を提供するからなんだなぁと、今になって思う。作文をいくつも読まなければならない読み手を慮って、面白い文章を提供してあげて下さい。

 

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