★03年度 共同通信社内定者の筆記対策

 

(1)一般教養・時事問題でとった対策

▼『朝日キーワード2002』:過去問を解きながら、必要そうなところをしっかり覚えるようにしました。一応一通り目を通しました。

▼『日経就職シリーズ一般常識』:何度も何度も繰り返して目を通しました。一度で覚えきることは不可能なので、例えば電車に乗っている空き時間等にこまめに目を通すようにしました。

▼『新聞ダイジェスト』:試験直前の最新号のみを購入し、巻末の時事問題で確認しました。

(2)漢字・国語でとった対策
  
▼漢字:本の題名は忘れてしまいましたが、書店にあった一番安く、出版社と新聞社、テレビの過去問が載っている問題集を、過去問から調べて出題形式に見合った部分について、何度も見直しました。早稲田セミナーの本ではありません。この本は高かったので……。

▼国語:国語に関しては、読売新聞社で必要だったのですが、共同通信社に重点を置いていたので、特に勉強はしませんでした。過去問を解いていてそこまで難しいとは考えていなかったからです。ただ実際、試験場で制限字数内で述べよ、という問題には驚きました。

(3)外国語でとった対策

▼単語:過去問でわからなかった単語を調べて覚えました。『新聞ダイジェスト』でわ  からなかった単語を調べて覚えました。 頻出する単語もあるので、そういったものは確実に覚えるようにしました。

▼英文読解:上記の単語力と、時事問題から内容を想定しながら解答していました。もちろん、大学受験で培った受験英語力も必要だと思います。 

▼英文和訳:実際に訳を書いて、できるだけ正しい日本語訳にできるようにする練習もある程度は必要ですが、わからない部分をいかに推測するかも大事なので、過去問等を周りから推測して訳せるかという練習もしていました。

▼和文英訳:過去問を解いた程度です。日本語をいかに英訳しやすく読み砕くかが重要だと思います。

▼空欄補充:僕はこれがもっとも苦手なので、なんともいえません。日経に落ちた主原因だと思っています。熟語を覚えることは馬鹿らしいと思っているので特に勉強していません。
 
(4)作文・論文でとった対策

 『日経就職シリーズ マスコミ受験者のための作文の書き方』(石田修大): これは、作文が大の苦手な僕にとってとてもお世話になった本です。この本のとおりに作文を書けば、良い作文が書けるようになりました。共同の青田の作文(不合格)、共同のESの作文、試験で書いた作文を自分なりに比較してみると、かなりの上達ぶりです。

 またこれだけでは足りず、やはり自分の体験がものを言うと思います。私はどのような題が出ても、大学4年間打ち込んできたクラブ活動にからめて書こうと決めていました。日経の「垣根」はうまくかけませんでしたが、共同の「大人」(読み方は各自で)、読売の「外交官」、毎日の「涙」は良く書けたと思います。しかしこれも、この本があって初めていかせたものです。

(5)適性検査(SPI・NSPI)でとった対策
 
 『日経就職シリーズ 合格ラインを突破するためのSPI完全対策2002年版』: 昨年就職活動をした友達からこの本をもらい、一通り解いたぐらいです。他は特にしていません。

(6)その他自由にお書き下さい。

 はっきり言って、筆記試験に4社中3社も受かるとは思っていなかったため、自分自身驚いています。というのも、大学に入学してから4年間クラブ活動にすべてを注ぎ込んできたため、全くこういった勉強をしていず(もちろん学校の試験はすべて一夜漬けでした)、わざわざ予備校へ行く人もいると聞いたので、不安でいっぱいでした。

 今から考えると、大学受験時にK大学を目指してしていた勉強が役に立ったこと、4年間打ち込んだクラブ活動で人間的に成長できたと言いきれる体験ができたこと、が合格につながったと思います。今は秋採用の新聞社の試験を受けるといっている友達がいてるので、僕なりに色々とアドバイスをしています。僕が内定をもらえた最大の要因は、大学のクラブ活動に真剣に打ち込んだ、ということだと思っています。

 

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