★03年度 毎日新聞社内定者の筆記対策

 

(1)一般教養・時事問題でとった対策

 新聞は毎日読む(時間のないときは社説と見出しだけでも)。『新聞ダイジェスト』で受験前の約1年分の記事を頭に入れる。受験までに2〜3回は読み返す。『新聞ダイジェスト』の後ろに付いている問題を繰り返し解く。過去問は出題傾向を知るくらいにしか参考にならないので(問題が古いから)、過去2回分を直前に時間をはかって解いた。『イミダス』で経済用語を中心に、話題になった用語を調べてノートにまとめておく。

(2)漢字・国語でとった対策
  
 早稲田経営出版の『必ず出る!!マスコミ漢字』を解く。苦手な部分(私の場合は書き取りと四字熟語)は何度も繰り返す。この本はとてもレベルが高いので、これを一冊すれば漢字・国語は大丈夫だと思う。

(3)外国語でとった対策

 大学入試用の英単語集で語彙を回復させる。大学入試用の英熟語問題集を読み返す。TOEICの問題集を解く。
 
(4)作文・論文でとった対策

<作文>
 過去に出題されたタイトルで自分なりに練習する。10〜15本書いて、コツをつかんできたら時間を切ってさらに書く。試験までに30本程度を書けば、得意なネタが3〜4コは用意できるので、当日はお題を自分の得意ネタにうまくつなぐ。

<論文> 
 『新聞ダイジェスト』を読んで、大きな記事や気になる記事があれば、自分の意見を加えてノートにまとめておく。

(5)適性検査(SPI・NSPI)でとった対策
 
 一般企業対策に1冊解いたが、マスコミでは適性検査がなかった。

(6)その他自由にお書き下さい。

 私は試験の約3カ月前に新聞社の受験を決意したため、時間がなく、新聞社に内定されていた先輩から効率のいい勉強法(上記のとおり)を聞いて、それに従って勉強しました。身近にそのような人がいれば、相談するのが一番いいと思います。マスコミスクールに通わなくても、過去問を見て出題傾向をつかめば、独学で大丈夫です(精神的には不安ですが)。

 私は、時事問題と作文にほとんど勉強時間を割いて、漢字や英語は電車に乗っているときや空き時間など、気分転換にしましたが、それでよかったと思います。時事と作文はコツコツしないと身に付かないので。

 

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