(1)一般教養・時事問題でとった対策 一般教養は、家庭教師をしていたのでそれほど勉強しませんでした。マスコミ系の一般教養は、まさに雑学、というものが多いので、時事問題で点数を落とさないようにするのが無難だと思います。私は一般企業と並行して活動していたので、市販の一般教養の問題集で対策をとっていましたがマスコミの筆記ではほとんど役に立たなかったような気がします。 最初に『時事ニュースワード2001』(時事通信社)にざっと目を通し主なニュースを確認したり、自分の知らないニュースを覚えました。そして、『新聞ダイジェスト』3月臨時増刊号の「最新時事用語&問題」で狭く深く学びました。仕上げとして『新聞ダイジェスト』2月臨時増刊号「マスコミ入社問題集」で最後の追い込みをかけました。 しかし、一番重要なことは毎日欠かさず新聞を読むことだと思います。マスコミ受験以外では日本経済新聞について聞かれたことがあるのでマスコミと同時並行で一般企業を受ける人は、最低3社の新聞に目をとおしたほうがいいと思います。 (2)漢字・国語でとった対策 英米科だったので、特に対策はとらなかった。しかし、就職前に勉強したTOEICや英検の勉強は非常にためになった。資格も取れる上に筆記試験対策になるとは一石二鳥だと思います。新聞社の英語試験は時事問題が出題されることが多いので英字新聞は欠かせない武器になると思います。The Japan Times、Daily
Yomiuri、MAINICHI
Daily
Newsなどがお薦めです。紙面を毎回買うと非常にお金がかかるので、やはりOn-line新聞が効率的だとおもいます。 作文や論文は、「いかに自分の考えを表現するか」ということが重要なので新聞の社説や幅広い分野の本を読みました。本でも専門書だと読むのに非常に時間がかかったり、難解で理解に苦しむ部分が非常に多くあります。そこで、時事問題などを扱った小説などを読むと非常にためになります。 数理分野は、市販問題集を一冊買って基本的なパターンを身に付ければ大丈夫だと思います。満点を取ろうとせず、6割程度でいいという考えで望めば文系の人でも焦らないで取り組むことができると思います。文系の人の鉄則は「言語はばっちり、数理は少々」という感じで望めばいいと思います。 新聞業界志望の人は、「他紙のどうおもいますか」が必ず質問にくるので最低4紙程度の特徴をつかんでおくといいと思います。専門書に書いてある事ばかり自分なりの見解で述べると好評でした。「○○新聞社は、広告が多い」とか「御社の新聞のロゴが、△△新聞よりも目立つ」といった小さなことが大きな影響を生むと思います。 マスコミ業界ではいかに自分の意見を述べられるか、が重要な点だと思います。日頃から街で配っているビラなどにも好奇心を持って、広い目で世界を見ることが大切だと就職活動を終えてみて深く実感しました。 |