(1)一般教養・時事問題でとった対策 一般教養・時事問題に関しては、まずは自分なりのノートを完成させることを目指した。これは『一般教養Aランク』などを参照に「政治」「経済」「社会」「国際関係」「文化・スポーツ」の5ジャンルについてそれぞれ一冊ずつ作成した。
その上で『ニュースファイル』(※編集部注:現在は休刊中)などの練習問題に取り組み、分からない部分は答えを見ずに、自作のノートをいわば辞書代わりに使用していった。また、練習問題でノートに未記載の事項が出た場合は、それを順次ノートに足していった。
そのようにして、実際の試験の一カ月前には完全なノートを完成させ、その後はひたすらそのノートの記載事項を完全に憶えきることを目指した。
(2)漢字・国語でとった対策 『マスコミ漢字』という参考書を一冊完全に憶えることを目指した。それ以外はやっていない。
(3)外国語でとった対策 『ニュースファイル』などの付録に載っていた最新時事英単語などを中心に暗記に努めた。
(4)作文・論文でとった対策
作文は特に量を書いたとかそういう訓練は積まなかった。が、折に触れてネタになりそうなものをメモしていて、ネタ帖のようなものを作成した。自分のスタイル、作文の構成だけはどのような題でも対応できるようなものを考えておいたが、内容についてはどのようなお題がきてもある程度対応できるくらい、複数の興味深いネタを普段から探すことを努めた。 実際に作文を書くときに気をつけたことは、抽象論に陥らずなるべく景色や色彩が思い浮かぶよな文章を書くことである。またどのような題でも、必ず自分の身近な体験から始め、それを徐々に普遍的な問題へとつなげていくという方法をとった。
(5)SPI・NSPIでとった対策
市販のSPI問題集を三冊ほどやっただけ。 新聞やNHKはSPIはあまり関係ないと思う。
(6)その他
新聞もNHKも、時事問題・一般教養問題は平均以上とっておけばよく、むしろ作文が勝負どころのような感じを得た。もちろん一般教養の点が良ければ良いに越したことはありませんが。 また、新聞の作文は「まとめる力」と「ジャーナリズムへの関心と意気込み」を。NHKは「発想力」「切り口」「着眼点」などを見ているような気がした(注:ディレクター職)。 |