2019年 の月刊「創」
【特集】「表現の不自由展」再開
◆「あいちトリエンナーレ」が残した課題とは
「表現の不自由展・その後」が再開した日、現場を訪れた......篠田博之
◆実行委員の立場から一連の事態を検証
「表現の不自由展・その後」当事者が語る裏事情と美的根拠......アライ=ヒロユキ
◆『遠近を抱えて』と天皇タブー
美術作家が直面した戦後初めての事態......大浦信行
岡﨑聡子薬物依存との闘い
◆今回の取り組みが人生の転機になるのか
岡﨑聡子、薬物事件裁判報告......篠田博之
◆〈獄中手記〉「あなたのせいで全てを失った」母がつぶやいた
人生には転機がある―そう思った......岡﨑聡子
◇一緒に走ってきた親友からのメッセージ
さよなら、マコちゃん。天才・和田誠へのレクイエム......矢崎泰久
◇10月17日、脅迫容疑で逮捕され、24日に不起訴に
三田佳子さんの次男・高橋祐也君逮捕事件の顛末......篠田博之
◇相模原障害者殺傷事件 まもなく裁判
植松聖被告が面会室で語ったこと......篠田博之
◇第15回死刑囚表現展を終えて
処刑直前に送られてきた応募作品を読む......太田昌国
◇犠牲者の「実名」は必要なのか(3)
京アニ報道をめぐる京都府警の反論......浅野健一
【特集】街の書店が消えてゆく
◆〈座談会〉......柴崎繁×清田義昭×長岡義幸
書店が消えるのは文化が消えること
◆日書連事務局長インタビュー
書店がこれから生き残る道は......石井和之
◆本屋さんがなくなっていくのは作家としてすごく悲しい
本屋の娘に生まれた私が思うこと......林真理子
◆昨年惜しまれながら閉店した幸福書房はその後
元店主が語る幸福書房〝閉店後〞......岩楯幸雄
◆書店業界の論客・ジュンク堂書店難波店店長の提言
アマゾンの侵食とリアル書店の反撃......福嶋 聡
◆コミックのデジタル化が急進展するなかで
コミック専門店の相次ぐ閉店事情......長岡義幸
◆本屋さんウォッチャーが最新レポート
ブック・イベントを見て、廻って、思うこと......どむか
◆敢えて大取次でない仕入れルートを確保して運営する書店も
模索する街の書店の独自の取り組み......長岡義幸
◇「あいちトリエンナーレ2019」はどうなる⁉
「表現の不自由展・その後」再開へ向けた最後の攻防......篠田博之
◇〈座談会〉障害者殺傷事件から3年......尾野剛志×大坪寧樹×渡辺一史
相模原事件被害者・尾野一矢さんめぐる大きな取り組み
◇犠牲者の「実名」は必要なのか(続)
「京アニ」事件報道の検証と報道評議会の設立を......浅野健一
◇8・2死刑執行に抗議する
この夏、処刑前日に届いた庄子幸一死刑囚の最後の手紙......菊池さよ子
【特集】「表現の不自由展・その後」
◆「脅迫すれば表現をつぶせる」という前例にならないか
中止事件がもたらした深刻な問題......篠田博之
◆実行委員当事者が語る「表現の不自由展・その後」
表現の価値とは何か......アライ=ヒロユキ
◆ニコンサロン元慰安婦写真展に続きまたも中止
受け手の権利も侵害された......安世鴻/綿井健陽
◆「遠近を抱えて」30数年にわたるテーマとは...
「天皇批判で燃やした」なる誤解......大浦信行/篠田博之
◆美術をめぐって何が問われているのか
「表現の不自由展・その後」中止を考える......中垣克久
◆「平和の少女像」の隣に座って見える光景とは...
作品を置き去りにした議論......岡村幸宣
◆街に出て動かず自分たちがオブジェになる
消されてしまったマネキンフラッシュモブ......朝倉優子
◆「九条俳句」掲載を認めさせた市民運動の力
展示再開へ向けた市民運動を......武内 暁
◆10年前から展示拒否や撤去は多発していた
多発する美術作品の撤去・中止事件......武藤祐二
◆緊急シンポ第2部......金平茂紀×森達也×鈴木邦男×香山リカ×綿井健陽
中止事件についてこう思う
◇『第2回公判に情状証人として出廷
元五輪・岡﨑聡子薬物裁判で証言した「その人生は切ない」......篠田博之
◇竹内景助元死刑囚の長男の思いは...
三鷹事件不当決定にさらなる闘い......編集部
◇犠牲者35人のうち20人は匿名希望なのに
京アニ事件犠牲者の「実名」は本当に必要か......浅野健一
【特集】再審をめぐる攻防
◆〈座談会〉......木谷明×白取祐司×江川紹子
大崎事件再審めぐる最高裁決定の暴挙
◆「竹内景助元死刑囚の長男にインタビュー
三鷹事件の70年に及ぶ無実を求める闘い......篠田博之
◆主な再審裁判の経過を一挙報告
再審の"一進一退"と再審法改正......今井恭平
◆布川事件冤罪被害者の証言
冤罪被害当事者が声をあげなければ......桜井昌司
◆長男が近著で描いた林家の家族とは
和歌山カレー事件集会に林眞須美死刑囚が寄せたメッセージ
【特集】オウム元死刑囚の妻たち
◆新實智光の遺品の日記を全て読んでわかったこと
夫は最期はオウムと決別していた......新實ユリ
◆土谷正実は死をもって償おうと堅く決意していた
サリン被害者に夫に代わって詫びたい......土谷カナ
◇『皇室タブー』刊行を機に考える
封印されていた小説の復刻と「皇室タブー」の現状......篠田博之
◇テレビ界も含めて問われているものは大きい
ジャニーズ事務所と吉本興業の激震
◇死刑確定後、精神的に追いつめられているという
控訴を取り下げた山田死刑囚の近況
死を覚悟しての犯罪にどう対処するか
◆引きこもりは若者問題といった括り方の誤りも浮き彫りに
事件の連鎖と引きこもりへの誤解......斎藤 環
◆「家族会」広報担当理事が行政の対応の遅れと誤りを批判
川崎殺傷事件と引きこもりへの偏見......池上正樹
【特集】相模原障害者殺傷事件3年
◆植松被告に一問一答
植松聖被告がつづったこの3年間
〔訂正〕「植松被告が手紙につづったこの3年間」のP35中段後ろから3行目で正しくは《「希望」という漢字》とあるべきところが《「希望」という「感じ」》と誤植になっていました。お詫びし訂正します。
◆[座談会]やまゆり園など施設の実態は
相模原事件で語られない施設の現実......井上英夫×渡辺一史×佐久間修
【特集】映画『主戦場』めぐる攻防
上映中止を求め提訴に至った経緯
◆NY在住のドキュメンタリー映画監督が語る
米国から見た『主戦場』と慰安婦問題......想田和弘
◆[対談]『主戦場』めぐる応酬で気になることは
ドキュメンタリーは野蛮だと認識を......森達也×綿井健陽
◇警察署の面会室で本人と話した内容は...
元体操五輪・岡崎聡子さん薬物逮捕と治療への決意......篠田博之
◇性暴力被害者の特別手記
生き延びた私に、新しい社会を見せて......池田鮎美
◇寝屋川事件の控訴取り下げ無効の申し立てはどうなる
山田元被告の死刑めぐる異例展開......篠田博之
◆大きな反響を呼んでいる映画『主戦場』とは
『主戦場』『沈黙』と慰安婦タブー
◆パリ人肉事件の兄と介護する弟のドキュメンタリー
『カニバ』に描かれた佐川一政の近況......篠田博之
◆この映画は果たして無事に公開できるのか
『新聞記者』が描く国家の闇vs記者......河村光庸
◆「家族って良いよね」それを伝えたい
『長いお別れ』が伝える家族の姿......中野量太
◆東宝、東映、ワーナー ブラザース ジャパンなどの戦略とは
アニメ隆盛、日本映画界の現状と行方
◆民放各局の多種多様な映画事業の実情は
最大の映画製作会社テレビ局の映画事業
◇寝屋川中学生殺害事件元被告の最後の獄中手記!
私が控訴を取り下げた理由とその夜に起きた一部始終......山田浩二
◇植松被告と2年間接見してきて最近感じること
相模原事件・植松聖被告の気になる変化......篠田博之
◇被害者支援の現場から見た実感は...
性犯罪4つの無罪判決が浮き彫りにした問題点......小川たまか
◇確定死刑囚と「家族」になることの意味
木嶋佳苗死刑囚と週刊新潮デスクの結婚
◇メディアと当事者の溝を埋めるために
「LGBT報道ガイドライン」作成の思い......奥野斐/藤沢美由紀
◇和歌山カレー事件から20年余を経てなぜ長男は...
林眞須美死刑囚の長男が語ったこと......篠田博之
◆『コロコロコミック』『ちゃお』
児童誌のゲーム、アニメとの連動
◆『ジャンプ』『マガジン』『サンデー』
少年マンガ誌三者三様の行方
◆集英社が『マンガMee』立ち上げ
女性マンガの映像化とデジタル化
◆『空母いぶき』『キングダム』など期待作が
実写映画で青年マンガに期待
◆LINEマンガ含め各社のデジタルコミックの現状は
拡大するマンガのデジタルとライツ
◆フジテレビ、テレビ東京のアニメ戦略とは...
アニメ市場拡大とテレビ局アニメ戦略
◆『「なろう系」と呼ばれるweb上の小説のコミカライズ
コミカライズとKADOKAWAの戦略
◆「海賊版」をめぐる迷走の内幕
「暴走」の末に頓挫した海賊版対策......川本裕司
◇寝屋川中学生殺害事件被告手記(続)
死刑を宣告された私の近況と逮捕をめぐる経緯......山田浩二
◇『DAYS』性暴力事件をめぐる経過報告
『DAYS JAPAN』広河隆一さんの性暴力問題を考える......篠田博之
◇被害から25年目の今、性犯罪受刑者との対話を望む
性暴力被害者の私が、なぜ加害者との対話を求めるのか......にのみやさをり
◇同性愛差別が続く社会で起きた事件と波紋
一橋大学アウティング裁判が社会に投げかけた問題......奥野斐
◆[座談会]矢崎泰久/佐高 信/篠田博之
タブーに挑み続けた岡留安則さんの死を悼む
◆[座談会]川端幹人/神林広恵/西岡研介/曽我部健/常松裕明/飯田久美子
『噂の眞相』元スタッフが語る岡留安則元編集長の"眞相"
◆再録[座談会1]矢崎泰久/岡留安則/篠田博之
マイナー系雑誌とジャーナリズム
◆再録[座談会2]矢崎泰久/椎名 誠/岡留安則
激論!『噂の眞相』休刊の真相
特集【広告界の徹底研究】
◆クリエイターが語る「広告」という仕事
・2人の大事な方が亡くなった......佐々木宏
・広告の景色が変わった。......黒須美彦
・広告と音楽の連携......澤本嘉光
・「それなりに」おもしろいを目指したい......福里真一
・人生にとって大きな転機......篠原 誠
・広告は独断と偏見で作る。......山崎隆明
・両岸を旅する。......箭内道彦
・ファミマはメディアだ......権八成裕
◆変貌する広告会社の現状
・広告界のガリバー 電通の新たな取り組み
・博報堂「100年生活者」とシニアビジネス
・ADK、大幅な組織再編の狙いと意味するもの
・渋谷大規模開発と東急エージェンシーの取り組み
◇『DAYS JAPAN』元発行人手記
「性暴力」について謝罪し30年遅れで学ぶ......広河隆一
◇寝屋川中学生殺害事件被告手記
死刑を宣告された瞬間は現実を受け止められなかった......山田浩二
◇新聞労連の抗議声明で大きな問題に
東京新聞・望月記者への官邸の圧力めぐる波紋......篠田博之
◆カルロス・ゴーン前会長逮捕スクープの背景は...
朝日新聞「統合編集」体制の強化
◆「読売新聞オンライン」が2月にスタート
読売新聞「紙とデジタル」で舵切り
◆この春には大幅な組織改革も予定
毎日新聞「過去にない大改革」大詰め
◆今年も日経電子版のリニューアルを...
日本経済新聞デジタルファースト推進
◆社内での呼称は「産経新聞アンリミテッド(仮)」
産経新聞が準備進める新しい電子媒体......道田陽一
◆デジタル化についても今年は本格的取り組み
東京新聞が掲げる「権力監視と脱原発」
【シンポジウム】安田純平さん解放をめぐって
......安田純平/原田浩司/金平茂紀/綿井健陽/川上泰徳/野中章弘/南 彰
戦場取材の意義と「自己責任」論
◇男女9人を殺害した犯行ツールはスマホとSNS
座間事件・白石隆浩被告が面会室で語った犯行内容......今西憲之
◇安倍首相のサンゴ移植フェイク発言と報道の責任
NHK『日曜討論』での安倍首相フェイク発言の波紋......横田 一
◇ドラマと映画の〝連動〟についてプロデューサーにインタビュー
映画『七つの会議』とTBSのコンテンツ戦略......伊與田英徳
特集【出版社の徹底研究】
◆〈座談会〉......清田義昭×松田哲夫×篠田博之
深刻不況の出版界をめぐる大きな動き
◆『転生したらスライムだった件』『はたらく細胞』大ヒット!
講談社が進める「紙もデジタルも」
◆児童向けの出版で次々と独自の展開
小学館『コナン』『学習まんが』好調
◆「マンガ王国」めぐる新しい動き
集英社のコミック・女性誌・書籍......道田陽一
◆『新潮45』休刊など〝厳冬〟は続くが明るい話題も
新潮社『大家さんと僕』大ヒット......長岡義幸
◆『週刊文春』は一つの局となり、デジタルや書籍出版も
文藝春秋『週刊文春』とデジタル
◆『君たちはどう生きるか』で大躍進
マガジンハウスが進めるデジタル化
◆創刊60周年の『女性自身』が健闘
光文社の週刊誌と女性誌の行方
◇三田佳子さんの次男の薬物事件報告(3)
高橋祐也君の執行猶予付有罪判決の投げた波紋......篠田博之
◇相模原障碍者殺傷事件の真相解明は...
植松聖被告が獄中で書いた小説
◇玉城沖縄県知事の訪米同行取材報告
辺野古基地建設をめぐる安倍政権と沖縄の闘い......横田 一
特集【テレビ局の徹底研究】
◆〈座談会〉
環境激変で岐路に立つテレビ界......水島宏明×砂川浩慶×岩崎貞明
◆『チコちゃんに叱られる!』話題沸騰、深夜帯の取り組みも...
NHKが描く次世代の公共放送
◆『news zero』リニューアル、ドラマ・バラエティの強化
首位・日本テレビのコンテンツ戦略
◆『下町ロケット』ヒット! G・P帯の視聴率は好調だが...
ドラマ好調、TBSの次の課題
◆「月9」が好調! フジテレビは再浮上できるのか
「月9」快走、フジテレビの今後
◆『相棒』『リーガルV』好調、次は『報ステ』のテコ入れ
テレビ朝日大健闘の戦略と構造
◆『池の水ぜんぶ抜く』に続くヒットは『充電させてもらえませんか?』
"独自路線"テレビ東京の試行錯誤
【「自己責任」論への対応はどうだったのか 】
安田純平さん拘束と解放に至る舞台裏......安田純平×川上泰徳×原田浩司×綿井健陽
◇性犯罪厳罰化を求める社会の中で
性犯罪で13年服役した男性が出所後つづった更生日記......樹月カイン
◇止められても土下座する被告に法廷は
寝屋川中学生殺害事件法廷で見せた被告の行動......今西憲之
◇休刊に至った背景を発行人が語る
『DAYS JAPAN』休刊の経緯......広河隆一