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2017年10月7日夜のスペシャル番組と9日の夕方ニュースでフジテレビが取り上げた連続幼女殺害事件・宮崎勤が反響を呼び、宮崎の著書『夢のなか』『夢のなか、いまも』を出版している創出版にも問い合わせが入っています。

宮崎の著書は2冊出ており、1冊目『夢のなか』は1審で死刑判決の出た翌年、1998年に出版されたものです。2冊目『夢のなか、いまも』は宮崎の死刑が最高裁判決によって確定した直後の2006年に出版されたものです。死刑確定という緊迫したなかで連日、接見に通ってカバーやイラストの打ち合わせを本人と行い出版したもおで、死刑判決を本人がどう受け止めたかまで収録されています。

 

 

 201710月3日に相模原障害者殺傷事件の植松聖被告に何度目かの接見をした。ちょうどアメリカで銃乱射事件の起きた直後だったが、植松被告はそのニュースを毎日流れるFM横浜のラジオで聞いたらしい。「恐ろしい事件ですねえ」と言うのだが、植松被告が他人事ふうにそう言うのを聞いて「君の事件も恐ろしいけど」と言うと苦笑していた。

 

 女優・斉藤由貴さんのダブル不倫騒動は、何とも後味の悪い結末だ。

 もともとこの騒動は、8月3日発売の『週刊文春』8月10日号が報じ、斉藤さんと相手男性が釈明を行って落着したと思われていたのだが、ここへ来て再燃したものだ。斉藤さんは9月11日にマスコミにFAXを送り、前の会見で不倫を否定したことを撤回した。それを受けてレギュラーのラジオ番組への出演取りやめが決まるなど、仕事にも影響が出ている。

 なぜ今になって騒動が再燃したのか、言い換えればなぜ当事者が今頃改めて不倫を認めて謝罪することになったのか。そのあたりが気になるところだ。

 日本中に衝撃を与えた昨年7月26日の津久井やまゆり園での障害者殺傷事件から1年が過ぎました。この1年間、『創』は継続的にこの問題に取り組んできました。発売中の9月号でも「相模原障害者殺傷事件後1年」という特集を掲載しています。また昨年9月発売の10月号も大きな反響を呼びましたが、まだ在庫があり購入可能です。創出版のHPから手続きしてください。

 

 日本中を震撼させた津久井やまゆり園での障害者殺傷事件から7月26日で1年を迎えた。8月7日発売の月刊『創』9月号では「相模原事件後1年」という特集を組んでいるが、その中で植松聖被告の獄中からの手紙を全文公開している。彼はこの間、多くのマスコミの依頼に応じて自分の気持ちを手紙に書いているのだが、新聞・テレビは彼から手紙を受け取ったことは報じているが、詳しい中身を掲載していない。その理由は何よりも、植松被告の主張が昨年、事件を起こした当時と変わっていないからだ。その障害者への差別思想が改めて被害者や遺族を傷つけることへの配慮からだろう。

 その姿勢はひとつの見識だ。ただ『創』は独自の判断で、植松被告の手紙をなるべく詳細に取り上げていくことにした。新聞・テレビのように突然茶の間にメッセージが流れてしまうメディアと違って、雑誌の場合は目的意識的に購入するものだし、植松被告が何を語っているかを詳細に明らかにすることも事件を解明するうえで必要なことで、そのためには新聞・テレビより雑誌は適していると思う。

 

夫・船越英一郎さんへの復讐劇とも言うべき女優・松居一代さんのブログや動画を使っての一連の暴露騒動、いわゆる「松居一代劇場」がピークに達しつつある。動画にバックに音楽を入れるなど劇場の演出自体は高度化しているのだが、一方で第三者の手紙を差出人の実名も含めて公開してしまうといったやり方に、度を超えていると反発する声が増えている。さらに彼女が動画で非難していた『週刊文春』『女性セブン』などの週刊誌も、7月13日発売号で「松居一代『虚飾の女王』」(週刊文春7月20日号)「松居一代がひた隠す『7つの嘘』」(女性セブン7月27日号)などと、松居批判を鮮明に打ち出している。

 

 無期懲役で服役中の「日野不倫殺人事件」北村有紀恵受刑者から先日、手紙が届いた。

 事件は24年前、199312月に日野市で放火があり、子ども2人が焼死。94年2月に逮捕されたのが、夫の不倫相手の当時27歳の女性だったというものだ。

 東京新聞社会部の望月衣塑子(もちづきいそこ)記者が連続して菅官房長官会見に参加し、激しい追及を行っていることが話題になっている。
 6月21日、参院議員会館で「安倍やめろ!!緊急市民集会」(主催・森友告発プロジェクト)が開かれ、350人以上の立ち見も出る盛況だったのだが、そこに取材のために訪れたという望月記者が、司会に促されて発言した。発言が終ってからもしばらく拍手がなりやまぬという反響で、ネットなどでは望月さんを「救世主」とまで言っている人もいる(それは幾らなんでもちょっと言い過ぎではないかと思うが)。
 
 

 6月10日に予定されていた一橋大での百田尚樹さんの講演会が中止になった騒動については、私が一橋大の卒業生だということもあって関心を持って調べており、21日に行われた同大の学内集会にも参加した。そしてその帰路、27日に予定されていた香山リカさんの講演会が中止になったとのニュースに接した。
 ふたつの中止事件が関連していることは明らかだ。しかも、これを放置しておくと深刻な事態に陥りかねないことを予感させる。ここできちんと社会的議論を起こさないと言論をめぐる危ない状況が一気に広がる恐れがあると思う。

 4月14日に最高裁で上告が棄却され、5月9日に死刑が確定した木嶋佳苗死刑囚に4月21日に接見、それを前後して手紙や電報でのやりとりも行った。その経緯については6月7日に発売された月刊『創』7月号に詳しく書いたが、ここで簡単に触れておこう。(『創』編集長・篠田博之)