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書籍・雑誌: 2008年12月アーカイブ

死刑囚.jpgのサムネール画像
 12月13日に『創』編集長・篠田博之著『ドキュメント死刑囚』についての記事がミクシィのニュースで紹介されたところ、そのニュースについてたちまち1200件もの日記が書かれました。それぞれの日記にまたコメントがついていますから、とても全部は読み切れないほどの意見・感想が書き込まれたことになります。
 紹介された記事は元々雑誌『サイゾー』のインタビューで、それが同誌の「日刊サイゾー」に転載されたもののようです。死刑問題についてこんなに議論が盛り上がるというのは、恐らく今月から裁判員制度が本格始動し、多くの人が関心を持ち始めているせいでしょう。元のインタビュー記事はこちらからアクセスできます。

 自分の著書についてこんなに多数の人が議論を行うというのはそれだけでありがたいことですが、「自分は死刑制度に賛成だから廃止論者の意見は聞きたくもない」といった反発の声もあり、賛同・反発相半ばという感じ。でも、この著者の主張は別に死刑廃止論でないぞ、よく読めよ」という親切なアドバイスもあったりしました。確かにあの本は著者としては別に死刑廃止論を展開したという気持ちはないのです。というか、死刑存廃論議にどうも現実から少し遊離した硬直した応酬という印象を持つことがあって、そうではなくて個々のケースに即して考える必要があるのではないか、というのがあの本の基本的スタンスです。