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2018年3月アーカイブ

 3月7日発売の月刊『創』4月号に、前号に続いて相模原障害者殺傷事件・植松聖被告が獄中で描いた自筆漫画の後半を掲載した。上に掲げたのがその1カットだ。彼の母親はプロの漫画家なのだが、その影響なのか、その暴力性も含めて迫力ある絵だ。彼の絵は獄中で練習を重ねているうちに如実にうまくなっているように見える。青い表紙の獄中ノートに描かれているのだが、ノートの罫線がそのまま残っているところも獄中で描いたというリアリティを感じさせる。

 久々に皇室記事の新聞広告が黒塗りになった。しかも相当のスペースが真っ黒で意味が通らなくなっている。3月1日発売『週刊新潮』3月8日号の広告だ。上に掲げたのがそれだが、元の見出しは「『昭和天皇』のピンク映画」だ。「昭和天皇」という文字が黒塗りになったのだが、同時に昭和天皇の顔写真も黒塗りになった。広告を見た人は意味がわからなかったに違いない。

 2018年3月1日、東京高裁において、さいたま「九条俳句」訴訟の口頭弁論が行われた。一番大きい101号法廷が使われたのだが、傍聴席はほぼ満席だった。昨年10月にさいたま地裁で1審判決が出るまで、原告を応援してきた地元の「市民応援団」が大勢、傍聴に訪れたからだ。