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〈憲法と表現の自由を考える出版人懇談会/第21回勉強会〉 映画「ヤクザと憲法」と共謀罪

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映画上映と制作関係者の会場トーク
プロデューサー 阿武野勝彦氏/監督 土方宏史氏
司会 篠田博之(『創』編集長)

「ヤクザと憲法」はテレビ放送の後に映画になった作品です。昨年公開されドキュメンタリーとしては異例の大ヒットとなりました。製作は、これまでに10作を発表している東海テレビで、昨年秋には阿武野プロデューサーと土方監督による著書『ヤクザと憲法』(岩波書店)も刊行されました。ヤクザの日常に徹底的に密着し、これまで知られていなかった彼らの生態があますところなく描かれています。まさにタブーに挑戦した取材で、萎縮と自主規制が蔓延しているテレビ界でここまで踏み込んだドキュメンタリーは特筆すべきです。今回はプロデューサーと監督をお招きして、その製作の舞台裏を伺います。同時に今のこういう作品がなぜ生まれにくくなっているのか、テレビ界の現状についても議論します。今、政府が成立をもくろんでいる共謀罪は表現の自由を大きく制限するものとして反対の声が広がっていますが、その共謀罪と表現の自由についても考えてみたいと思います。

map 4月19日(水)
18:00〜 開場
18:20〜 トーク
18:50〜 上映

会場:文京区民センター3F

入場整理券1000円(映画資料)



憲法と表現の自由を考える出版人懇談会

カテゴリ

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200円(税込)

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