月刊「創」ブログ
渡辺文樹監督の映画ポスターなどを公安が押収!の現場写真公開
12月1日からはいよいよ中野駅近くの油野美術館で連続上映会が始まる。右翼が大挙押し掛けた「天皇伝説」始め、監督の作品が一気に見られる機会だ。しかも、連日、監督とのトークも行われる。3日土曜17時からのトークには『創』編集長の篠田が呼ばれている。小さな会場なので、監督とも身近で話ができるという。この機会に伝説の渡辺作品を見てみてはどうだろうか。「映画を見にきた客より、右翼と公安の方が多い」と言われるほど、毎回のように右翼が押し掛けるのが、他では体験できない「渡辺映画」の持ち味だが、今回の新作「金正日」は北朝鮮のタブーに挑んだ作品なので、公安だけで右翼は全く押し掛けていないようだ。ただ、過去の作品も一緒に上映される。全部見るのは大変なので、見たい映画の時間だけ行くのがよいだろう。料金は1作品1000円だ。
念のため油野美術館の地図はこちら http://yunobi.com/access_tokyo.html
トークと上映のスケジュールはこちらだ。 http://yunobi2.blogspot.com/
なお発売中の月刊『創』12月号に渡辺監督のインタビューが掲載されているので読んでいただきたい。
日野不倫殺人事件の24年目の現実
1993年12月、日野市のアパートが放火され、子ども2人が焼死した。逮捕された北村有紀恵さんは無期懲役の判決を受け、服役中だ。その彼女の置かれた現実を通して贖罪について考える。 200円(税込)
2018年5・6月号 マンガ市場の変貌
◆『コロコロコミック』『ちゃお』
児童誌のゲーム、アニメとの連動
◆『ジャンプ』『マガジン』『サンデー』
少年マンガ誌三者三様の行方
◆集英社が『マンガMee』立ち上げ
女性マンガの映像化とデジタル化
◆『空母いぶき』『キングダム』など期待作が
実写映画で青年マンガに期待
◆LINEマンガ含め各社のデジタルコミックの現状は
拡大するマンガのデジタルとライツ
◆フジテレビ、テレビ東京のアニメ戦略とは...
アニメ市場拡大とテレビ局アニメ戦略
◆『「なろう系」と呼ばれるweb上の小説のコミカライズ
コミカライズとKADOKAWAの戦略
◆「海賊版」をめぐる迷走の内幕
「暴走」の末に頓挫した海賊版対策......川本裕司
◇寝屋川中学生殺害事件被告手記(続)
死刑を宣告された私の近況と逮捕をめぐる経緯......山田浩二
◇『DAYS』性暴力事件をめぐる経過報告
『DAYS JAPAN』広河隆一さんの性暴力問題を考える......篠田博之
◇被害から25年目の今、性犯罪受刑者との対話を望む
性暴力被害者の私が、なぜ加害者との対話を求めるのか......にのみやさをり
◇同性愛差別が続く社会で起きた事件と波紋
一橋大学アウティング裁判が社会に投げかけた問題......奥野斐
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