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シンポジウム「表現の自由はガラスの城」開催のお知らせ

「出版人懇談会」第5回勉強会  表現の自由はガラスの城

 

―昨今の雑誌メディアへの「高額賠償・社長の管理責任・記事取消し広告掲載」など
懲罰的ともとれる判決の背景と問題点について―
報 告:飯室勝彦先生(中京大学教授/元東京新聞論説委員)
     ※著書に「報道の自由が危ない-衰退するジャーナリズム」(花伝社)
      「敗れる前に目覚めよ-平和憲法が危ない」(花伝社)ほか

●日時:6月12日(金)午後6時30分~8時30分
●会場:岩波セミナールーム
     千代田区神田神保町2-3岩波アネックスビル3F
     (半蔵門線/都営三田線/都営新宿線 神保町下車3分)
●主催:「憲法と表現の自由を考える出版人懇談会」
●参加費:会員500円 会員外1000円 当日入会者1500円(入会費1000円込)

 昨今の週刊誌報道に対する司法当局の判断は、容認しがたいものがあります。週刊現代の「大相撲八百長報道」に対する4,290万円という空前の高額賠償判決(09年3月)、同北の湖理事長問題での1,540万円など、算定根拠も基準も不明確な判決が相次いでいます。また、記事作成に対する社長の指導・管理責任を問う判決や「当該記事そのものの取り消し広告掲載」の命令など、雑誌ジャーナリズムをターゲットにした報道抑制と言論への権力の介入を、こうした判決の多発に感じざるを得ません。

 この懲罰的とさえとれる判決の背景にあるものは何か。そして、わたしたちはどう対応すべきか、出版界にいるすべての人とともに、いまこの問題に正面からとりくまなければ、大変な事態を招くのではないかと危機感を持っています。今回ジャーナリズムのありようと表現の自由の問題に造詣の深い飯室勝彦先生をお招きして、みなさまとともにこの問題を考えたいと思います。多数のご参加をお願いいたします。


「出版人懇談会」事務局
連絡先:〒113-0034 文京区湯島2-31-10-202
Eメール:kenpoueighty21@yahoo.co.jp
(会場準備の都合上、ご出席希望者はできるだけ上記メール宛ご連絡下さいますようお願いします。)

日野不倫殺人事件の24年目の現実

1993年12月、日野市のアパートが放火され、子ども2人が焼死した。逮捕された北村有紀恵さんは無期懲役の判決を受け、服役中だ。その彼女の置かれた現実を通して贖罪について考える。
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◇同性愛差別が続く社会で起きた事件と波紋
 一橋大学アウティング裁判が社会に投げかけた問題......奥野斐




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