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月刊「創」ブログ

映画「靖国」上映めぐる新たな展開

yasukuni01.jpg  3月下旬から4月にかけて大きな議論になった映画「靖国」をめぐる動きですが、6月末から新たな局面にいたっています。各地で自主上映が開始されたもので、7月にも静岡始め様々な自主上映が予定されています。映画館の方も好調なので、通常はこんなふうに並行して自主上映が始まることはないのですが、今回はただ映画を見るだけでなく議論の輪を広げていこうということで、自主上映の運動も一緒に全国展開を始めたものです。


 その議論に使ってもらおうと出版したのが、創出版刊『映画『靖国』上映中止をめぐる大議論』です。一通りの論争をわかりやすく収録したもので、既に一般書店でも発売を始めています。7月6日の東京新聞でも大きく紹介されました。
 ぜひ多くの人がこの本を読んで頂きたいと思うし、同時に自主上映にも取り組んでいただきたいと思います。映画上映といっても実際はDVDを貸し出すというもので、プロジェクターさえあれば上映はできます。貸出料その他詳細は、映画『靖国』上映委員会が作られていますので、そちらとやりとりしてください。一応の規定はこちらをクリックしてください。
 また全国各地の上映の状況については、映画「靖国」特設サイトを参照ください。

日野不倫殺人事件の24年目の現実

1993年12月、日野市のアパートが放火され、子ども2人が焼死した。逮捕された北村有紀恵さんは無期懲役の判決を受け、服役中だ。その彼女の置かれた現実を通して贖罪について考える。
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