2020年度採用へ向けたエントリー開始が大手マスコミで続々!

 予測した通り、テレビ、出版など大手マスコミの採用へ向けた動きが早まっている。出版社の場合も、昨年度つまり今年春に行われた採用で集英社が3月試験開始と一気に日程を早めたことを受けて、講談社、小学館も2020年度採用については11月からエントリーを開始。大手出版社の選考日程が早まることはほぼ確実になった。テレビ局も年内に試験を始めるテレビ朝日を筆頭に、次々とエントリーが始まっており、それはキー局だけでなく大阪の準キー局にも広がっている。また動画エントリーが増えたことも、「マス読」で予想した通り。この動きはかなり広がりそうだ。

 正規試験と銘打っていないものの、新聞・通信社もインターンシップを使った事実の選考活動が年明けから本格化するのは確実だ。2020年度のマスコミ採用戦線は本格的に動き出したと言ってよいだろう。学生諸君の中には、そうした事情を知らずに、募集は来年3月からと思いこんでいる人も少なくない。この情報格差は年々ひどくなるばかりだ。マスコミ志望者は、「マス読」をきちんと読み、このメルマガで情報収集のアンテナをきちんと張ってほしいと思う。