(1)一般教養・時事問題でとった対策
時事問題⇒Wセミナーから、試験直前に出される『term』一冊を完璧にやった。(『完璧』の意味は、欄外のコラムや、正解肢以外の内容についても検討して覚える、ということ。)NHKについてはあまり意地悪な時事問題は出なかった気がするので、それで乗り切れたとおもう。業界研究で、週刊誌、スポーツ新聞・雑誌など読み漁り、色々な局の報道番組を観たのも間接的に試験対策になった。
また、自分より勉強している記者志望の人にくっつき、意見交換した。新聞は毎日電車の中で読む程度だったので、(本当はいけないはず)NHKは何とかなったが、新聞の試験は全く歯が立たなかった。 新聞ダイジェスト・朝日キーワードは買いためていただけで、ほとんど未使用…
一般教養⇒小林公夫の『一般教養の天才』をさらっとやったのみ。大学受験や、昔公務員試験向けに勉強した知識が役に立った。
(2)漢字・国語でとった対策 漢字は一ッ橋書店の『大学生の就職 マスコミ漢字』 早稲田セミナーから出ているものが見つからなかったので、これに。 読みと書き取りのところしかやってません。 国語に関しては対策ゼロ。 昔から本が好きだったし、国語を塾で教えているので、苦になりませんでした。 (3)外国語でとった対策
過去問をやったのみ。 年内にTOEICを受けていたので、それが対策になったのかもしれません。 あとは大学受験の貯金のみ。
(4)作文・論文でとった対策
NHK文化センターや朝日カルチャーセンターの講座で添削指導を受けた。(といっても三回くらい。)あと、エントリーシートの添削をOBにして頂いたので、そのついでに作文についても意見をしていただいた。あとは、試験前日に題を予想して時間内に書き、シミュレーション。
何十本も書いてネタをストックすることができないのなら、中途半端に書き溜めるよりも、コツをつかむことが重要だと思う。 コツは、最初10分くらいの構想の時間の使い方。 いきなり書き始めるとたいてい自滅する。
お題から連想できるキーワードを、まずとにかくあげてみる。 そして、そのキーワードのいくつかを結びつけ、話の起承転結を考える。 キーワードの結びつきが、突拍子も無い方が、オリジナリティがでる。 自分の体験や、普段疑問に持っている小ネタを、時事問題や志望動機に結びつけるのが基本だと思う。
とにかく自分の体験を書けばいいのではない。 個人的な体験を一般的な共感に結びつけるのが難しい。 自分の体験と共通する社会的事象を結び付けることによって、提言に説得力を持たせる。
もちろん、たくさん本数をかいて、ネタをストックできることに越したことは無い。
(5)適性検査(SPI・NSPI)でとった対策 新星出版社『マスコミ撃破!!
最強のSPI&常識問題』(阪東恭一著)を1回やっただけ。あとは一般企業のSPIを受けてひたすら慣れる。
(6)その他自由にお書き下さい。
NHKの筆記は一見難しそうにみえるが、正解肢が常識的なものだったりするので、基本をしっかりおさえることが重要だと感じた。話題になった本やNHKの番組についてなども出題されるので、普段以上に文化的な生活を営むしかない。
新聞は、ほんとうにしっかりやらないと通過しない。同じゼミの男の子で、新聞を毎日隅から隅まで読んでいるような子でも朝日・日経に筆記落ちしていた。英語が出来なかったらしい。(TOEIC550点くらいの実力。)弱点が一つでもあるときついようだ。
あと、筆記にも運がある。 みての通り、私はES書きや一般企業の対策におわれて、あまりしっかり勉強できていない。 NHKももう一回受験したら、落ちる可能性が高い。 少しでも可能性を高める為、満遍なく対策を練るしかないように思われる。 貯金がないなら、思い立った日に貯めはじめるしかない。 |